m y A N G E R (ページ6)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:3,509 hit

乙女ページ6

玲於「……ねぇ俺どうしよう」

亜嵐「いやいや。いつから玲於もAちゃんの虜になっちゃったの？笑」

今日はエムステの収録

だから楽屋で今は休憩タイムなんだけど

玲於「……やべぇの。前のあの、え？みた？やばくね？」

亜嵐「何言ってんのかぜんっぜん分かんない」

……おれは今はそれどころじゃなくてさ

あ、見たらわかるか

亜嵐「ラインのアカもらったんじゃねーの？」

少し眠そうに机にひじを付けスマホをいじる亜嵐くん

なんか横から見た時の亜嵐くんやべぇかも

いや、正面も国宝級よ？

でも横から見た時のスーッて通った鼻筋

玲於「……あー。亜嵐くんだったらちっと甘い言葉言ったらおちるんだろうな」

亜嵐「ちょっと、俺にチャラ男のレッテル貼らないで」

はぁー。恋愛なんてマジで久しぶりだからさ

だって俺の生活「ダンス」「筋トレ」「メシ」

でしめてたんだよね

いや高校生かってつっこみたくなるんだけど

玲於「はー。恋愛なんてする暇ないっしょって涼しい顔してたあの頃が懐かしい」

亜嵐「いやそれモテない男の意地じゃん笑」

確かに亜嵐くんはこんなこと言うのかなー

いや言わねぇ。言うイメージも浮かばねぇもん

玲於「でも俺モテるし。いやぁおれさカワイイ系男子だから」

亜嵐「じゃあAちゃんもおとせるんじゃねーの？」

玲於「え。お前それガチで言ってんの？」

亜嵐「ガチだったら？」

玲於「……ころす」

亜嵐「ガチじゃない。ガチじゃないから笑」

玲於「……ほんとうは？」

俺は目を細めて亜嵐くんを睨んだ

俺さ一応歳けっこう離れた後輩なんだけどさ

亜嵐「ほんとだって笑だってあんな可愛い子目の前にしたらもう石になりそう」

なんて固まる真似をする亜嵐くん

ほら。こうゆうことしてくれんの

自分で言うのもあれだけどさ俺めっちゃ生意気じゃん？

でもGENEの先輩は皆優しい……もう優しすぎるからさ

あ、ごめん。のろけた笑

玲於「あーー。チューしてー」

亜嵐「なに中坊みたいなこと言ってんの笑」

玲於「家に帰ったらAちゃんが俺のベットに座ってんの。んで……」

亜嵐「いやいや。リアルにそういう妄想はやばいっしょ。中二か笑」