紅一点物語

19 ジャニーさん ページ19

帰るとき、あのおじちゃんがいた。









A「‥‥あ」









「You待ってたよ」









A「あのときの‥‥」









「僕はジャニーズ事務所の社長のジャニーって言うの」









A「社長‥‥！！なんで！なんで私を入れたんですか？！





私はただダンサーになりたいだけなのに。





アイドルなんて出来ません。







他にもアイドルしたい女の子なんていっぱいいるでしょ！









なんでｯなんでｯ私なん‥‥ｯ」









社長「Youの先生とは長い付き合いでね。





探してたんだよ。新しい刺激を。






そして紹介されたのがYouだった。









Youならこのジャニーズで生きていけると思うんだ」









A「そんなん、そんなん知らんし




こんな辛い思いしてやらなあかんことなん？





いじめ？あなたまで私をいじめるん？」









社長「‥‥別に辞めたいならいいよ。





Youのご両親は残念がるだろうけどね」









A「え、なんで。私の親のこと‥‥」









そのままジャニーさんは「よく考えな」と去っていった。

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