天寿をまっとうするやうに。【イソップ･カール】 (ページ7)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:353 hit

第七話〜私の目的〜ページ7

『試合？』

朝食を食べていると、そんな話を聞いた

エミリー『ええ、貴方もそろそろ試合に参加する日が来るわよ。頑張ってね。』

『試合って、どういう事ですか？何か芸とか、生け花とかお茶とか、綺麗さ競ったりですか？』

オルフィ『それは違う。試合は命を掛けた戦いだ。』

パト『オルフェウスが喋るなんて、中々珍しいじゃないか。』

オルフィ『口を慎めパトリシア。私は滅多に喋らない訳では無い。いいかAこの荘園に来たということは賞金目当てだろう。』

『…………いいえ？』

全『……え？？？』

ナワーブ『いやいや、待て、ここに来たのは何か欲しい物があったとかだよな！？』

ノートン『ここ、自分の欲する物を獲得しに来た人しか来ない所だよ？僕は賞金目当てだけど。』

トレ『なんの目的もないのに来たの！？』

『だって……ここ宴会するための場所やないんですか？』

エリス『…………………………違う違う違う違う違う違う！！何と勘違いしてるんだ！？！？！？』

アユソ『これ…帰らせた方がいいんじゃないか…？』

マーサ『ナイチンゲールがそんな事許すと思う？』

セルヴェ『ゲームに勝たなければ返しては貰えないだろうな…』

エマ『でもなんの目的もないのにこんな所いたら可哀想なの……！』

ウィラ『ナイチンゲールさんもそこまで厳しくはないでしょう。』

エダ『ナイチンゲールが戦いに挑まずここから解放するわけ無いでしょう。頭が硬いんじゃないかしら？』

ウィラ『何よ。共依存者。』

フレディ『ここで喧嘩をするな。朝から鬱陶しい。』

少女『ゲーム、とっても怖いの。みんな、やられちゃうの。ハンター、追っかけてくるの。』

＿＿＿＿＿＿＿みんな、死んじゃうの＿＿＿＿＿＿＿＿