晃一side ページ27
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夕日が見えてきた。
赤くて丸い夕日が海の表面に反射して、凄く綺麗や。
晃「…はぁーあ」
でっかくため息混じりの息を吐いた。
走り回ってる3人を見てると、なんか、良かったなって感じる。
3人ともめっちゃ笑顔で。
佑亮の願いはこれで良かったんかな。
みんなの笑顔を任された自分にとって、今の3人の笑顔は想像以上に輝いてる。
これがきっと佑亮の望んでいた事だって、俺は信じてる。
今の俺達の最大限の笑顔はこれじゃないかって。
そんなことをガ考えていると、突然白いワゴン車が海たちの傍に到着した。
____________まさか!!!
海「やめろ!!」
稜「離せッ......!」
太「海、稜雅!!!」
車から降りてきた看守数人に取り押さえられる海と稜雅。
晃「やめろや!!」
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作者名:かえ。 | 作成日時:2017年11月6日 16時