今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:15,866 hit
小|中|大
晃一side ページ11
.
またや。
どうして、拓弥まで。
頭を抱えて地面に膝を着く。
海「…なんか、落ちてる。」
晃「え?」
祐基を背負ったままの海が、拓弥の傍に落ちていた紙を拾った。
祐「…あ…。これ…拓弥の字だよ。」
晃「え、拓弥の…?」
海から受け取った紙には多くはないが、字が書いてあった。
‘
これを読んだってことは俺は、今もうスイッチを押したんだろうな。
言葉じゃ到底恥ずくて伝えられないから手紙に書く。
みんな、今まで一緒に居てくれてありがとう。
みんなのおかげで俺は、諦めないでずっとこの時まで生きようって思えた。
晃一。
最初は怪しくて素っ気ない態度取ったけど今は安心して隣にいられる存在だわ。
みんなの願いを頼んだ。
みんなを、幸せにしてくれ。
拓弥より
‘
晃「なんやねん、これっ…」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
100人がお気に入り
100人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かえ。 | 作成日時:2017年11月6日 16時