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晃一side ページ20

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晃「…みんなッ…」




みんながそんな風に思ってくれていたなんて思っても見なかった。


普段口に出さない海たちまで。




佑「…だから、晃一は何も悪くない。晃一を責めないでよ。」





看「…今日の所は見逃してやる。」



そう言って看守は怒りながら、帰っていった。








晃「みんな、ごめんな。俺のせいで色んなことに巻き込んで。」



頭を下げると、肩をポンポンと叩かれた。




太「せやからみんな、晃一のせいだとは思ってへんって。むしろ、晃一の事、信用してるんやって。」





前を見上げてみると、みんな太陽の言うことに頷いてた。




祐「俺たちが、初めて信用しようって思えた人なんだよ。」







俺を、みんな、信用してくれてる。








晃「ありがとうな。俺、絶対みんなの事守るから…。」









やっぱり俺がみんなの事を守らなきゃいけへんな。


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晃一side→←海side



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作者名:かえ。 | 作成日時:2017年10月19日 16時

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