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晃一side ページ2
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車に揺られること1時間半。
到着した場所は、大きな施設だった。
看「今日から、ここで働いてもらう。」
俺をここまで誘導してきた看守の1人が、施設を案内しながら説明する。
晃「……あ、はい。」
看「ここに幽閉されている青年たちは、全員で6人。全員男だ。」
晃「はあ。」
やる気のないような生半可な返事を返すと、少しだけ看守に睨まれた。
晃「わかりましたってぇ、そんな睨まんでも。」
看「規則は守れよ。規則は。」
晃「はいはい。」
ここの規則は、あまり青年たちに干渉しない事。
幸せを与えない事。
絶望を与えない事。
ただ見張っているだけで良い。
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作者名：かえ。 | 作成日時：2017年10月19日 16時
