今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:20,844 hit
小|中|大
佑亮side ページ16
.
夜に、ドアが勝手に開けられた。
まだ眠くなくて、考え事をしていたとき。
……初めてじゃない。
看「おい、6番!!」
佑「………はい」
この怖い看守の人は、僕たちが何が悪いことをしでかすと、必ず勝手にドアを開けて訪れる。
看「最近、新しい看守と仲良くしてるらしいな。ここの規則は看守とは密接な関係にならないことだろう?」
佑「そうだよ。だけど、晃一はお前たちみたいに怖くないし、歳も近いし、優しいし、だから話してるの。」
看「ここの規則を何度言えばわかるんだ!!」
看守が拳を握って、僕の頬を思いきり殴った。
その衝動で机に背中が当たり、大きな物音が鳴る。
佑「…痛ッ…」
痛いけど、痛くない。
全然、こんなんじゃ、めげない。
もう1度、看守が拳を振り上げる。
佑「…やめっ…!」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
71人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かえ。 | 作成日時:2017年10月19日 16時