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「おーし、ペア作ってレシーブオーバーのパスしとけー」
パンっと体育の教師が手を叩くと、みんなゾロゾロとペアを作っていく。
私はダラダラとボールを持ってきてくれる赤葦君に近づき、『やろ〜』と一言。
頷いてくれた赤葦くんはたったと向こう側に行ってくれた。ありがてぇ。
みんながワイワイパスを楽しんでいる中、黙々とパスを続ける私達は、謎に視線の的になってるらしい。
あとさっきからずっとソワソワしてる。赤葦君が。
『そんなにそわそわしてどうしたの？』
赤葦「……蒼井さんが上げるボールって、どうしてもトスを上げたくなるボールだなって」
『それは褒めてるって解釈でおk??』
赤葦「とても褒めてる」
『ありがと〜』
なんて会話を無表情でしてるからやっぱりなんか見られてるわ。怖いなぁ、こっち見んなよ。
赤葦「蒼井さんは俺の事苦手意識してるでしょ」
???
急に何言ってんだこの人
『苦手と思ってるのは赤葦君の方では??』
赤葦「…」
も〜そんな表情してたらバレバレだよん…
『別に距離置きたいって言うなら距離置くし、縁切りたいなら早めに言ってね??じゃないとしつこく絡みに行っちゃうから』
そう言い終わると、教師が笛を鳴らした。集合の合図か。早いなおい
赤葦君が凄い悩んでる顔をしてたから敢えて何も話さず集団に紛れる
次は男女別に分かれて試合もどきをやるらしい。
3つぐらいチームできたけどまぁ安定のぼっちでさ、ははは。まぁ19人だし仕方ないか。
適当に得点板をめくる作業を淡々とこなす。
赤葦「ねぇ」
『わっ?』
急に声かけられてびっくりしたんだが…
『…なに？どうしたの？』
赤葦「…俺は別に蒼井さんの事嫌いじゃないし、苦手でもない…と思う」
『お、おう』
赤葦「でも、やっぱりその才能を無駄にすることは俺が許せない」
『そっか…』
赤葦「だからさ、１個俺から提案するんだけど」
『うん』
赤葦「男バレのマネージャーやらない？」
『う…???待ってなんでそんな結論に至った???話が急展開すぎてキャパオーバーなんだけどゆっくり説明して』
赤葦「まず蒼井さんのメリットとして�…�よくバレーが出来るため運動しないといけないという気持ちに駆られない�⇒�達が増える�９臀匹任和捷擦離ぅ吋瓮鹵�と一緒にバレーができる」
『うわぁ…��とかまるっきし私の好きなところ貫いてきたなおい』
赤葦「蒼井さん面食いっぽいなって」
『それdisりなんだよ知ってた？』
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ゆん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます☺️ (2022年2月18日 18時) (
レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - コメント失礼します。雀田かおるじゃなくてかおりです…。この作品好きなのでこれからも更新応援してます！ (2019年7月31日 9時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - バレーシューズはバッシュとは別物です…バスケのシューズがバッシュです… (2019年7月29日 6時) (レス) id: 8b3d747d68 (このIDを非表示/違反報告)
Maria - このお話凄く面白いです更新楽しみにしてます頑張ってください (2019年7月23日 6時) (レス) id: e320265211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sa | 作成日時：2019年7月16日 0時
