＊ ページ13
．
中「ねぇねぇねぇ」
松「『ねぇねぇねぇ』」
私、まつく、うみくんの3人で相手チームへと近づく。如恵留くんは後ろから見守り隊だ。
吉「ちょっと邪魔しないで」
中「俺らさぁ、あそこの防波堤から飛ぶんだけどさぁ……」
『そしたらにー達勝ってまうからさぁ、ちゃか達はそれ以上せんと……』
宮「いいよ、勝っていいよ！」
中「え……？」
松「し、しかも！Aが飛ぶんだぜ！」
え、松倉くん？何バレバレの嘘言うてんの？？
私がカナヅチなのはメンバー全員が知ってるのにそれを真に受けたしめちゃんが「え！Aが飛ぶの！？」と驚いていた。
吉「バッカ！Aはカタヅチだから出来るわけないじゃん！」
『そんな決めつけんでや！今ならクロール出来そうな気がすんねんから！』
吉「この前水上アスレチックで溺れてた奴が何言ってんだよ！しかもAの今なら出来そうな気がするはほんとに気がしてるだけだろ！」
『じゃ犬かき！』
吉「泳ぎの種類じゃねぇよ！カナヅチ！」
元「お前昔水泳の授業の時に犬かきすら出来てなかったじゃねぇか！」
そう言って元太が私の顔を目掛けて水鉄砲を打ってきた。
『冷たっ！？何すんねんあほ！！』
元「くらえっ！」
『くらえちゃうねん！もう！冷たいて！まつく！』
私も対抗したいけど何も持ってなかったからまつくを呼ぶとまつくが「てめぇ！Aに何してんだよ！」と盾になってくれたが、今度はまつくの顔面が集中攻撃されていた。
呆気なくまつくは返り討ちにあい「やめてよ！やめてー！」とスコップで対抗していたが私は呆気なく敵陣から撤退した。
．
そしたら如恵留くんが閃いたように「それいい案じゃね？」と濡れたまつくと私を指さして言う。
松「んぅ？」
川「なんかいい案じゃね？普通に汗びちょびちょみたいなの」
中「あー、確かに笑」
『夏やな』
海に入らなくても濡れていて、バックに海があればそれはもう夏やん。
川「やっぱ濡れてる方がいいじゃん！」
『松田のせいでくっそ寒いけどな』
顔も髪も濡らされたから寒い寒い。でも服はちょっとしか濡れなかったからまだマシ。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 631人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Bridgit(プロフ) - こんにちは！パスワードを教えて頂きたいです！ (2022年11月30日 22時) (
レス) id: b99628b4ab (このIDを非表示/違反報告)
和奏(プロフ) - こんにちは😊この小説のパスワードを教えていただきたいです！ (2022年2月2日 18時) (レス) id: 42504fb9ac (このIDを非表示/違反報告)
奈央(プロフ) - こんにちはこの小説1、2のパスワード教えてくださいお願いします！ (2021年8月23日 13時) (レス) id: 7f9d615ee9 (このIDを非表示/違反報告)
ponzu(プロフ) - こんにちは！もしよろしければ1からのパスワードを教えて頂きたいです！ (2021年5月1日 23時) (レス) id: 12c44f2f6e (このIDを非表示/違反報告)
ponzu(プロフ) - こんにちは！ (2021年5月1日 23時) (レス) id: 12c44f2f6e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ましろ | 作成日時：2020年8月15日 5時
