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ゆめを ページ8

戦いを終え、サロンに戻り、ゲームの結果発表。

仮面ライダーギンペン改め、平孝人さんが脱落したらしい。

脱落…。私はまだ、この意味がよく分からなかった。

その日の夜、ゆらと政宗になんて説明しようかと、考えていると、目の前にツムリさんが現れた。

『うおっ、ツムリさん?!』

「A様。外部の方にデザイアグランプリの情報を漏らすことは禁止させていただいています。守っていただけない場合は脱落、とさせていただきますが。」

『あ、そうだったんですね、。すいません。』

「いえ、分かっていただけたなら。失礼致します。」

『あっ、待って、。』

何故か、彼女を引き止めてしまっていた。
聞きたかったことがあったような気がして。
話したかったことがあったような気がして。

「はい?どうかされましたか?」

『ツムちゃん。何処かで、合わなかったっけ。』

何故か私は彼女のことを、ツムちゃんと呼んでいた。咄嗟に出た呼び方で、でもどこか懐かしい。

「そんな呼び方をされたのは、貴方で二人目です。1人目の方も、貴方によく似て…って、違います、!お会いしたのは、デザイアグランプリにご招待した時が初めてですよ。では。」

流石にそうだよなー、。と思いながらも、彼女の発言を思い出す。

2人目…。私とよく似てる人。

絶対に何かある……。と考えている間に、私の意識は夢の中へ。

ゆめをかなえる、と。→←ながいたびのはて



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作者名:しぃ | 作成日時:2023年9月8日 20時

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