検索窓
今日:13 hit、昨日:14 hit、合計:4,477 hit

そのさきのうんめい ページ46

「あれから夢はどうだ?」

そう言われて、彼に最近の夢を話す。
最近は、ほとんど予知夢の様な夢だったこと、恐怖感が更に増したこと、それを和らげる方法を見つけたこと。

「和らげる方法、どんな方法だ?」

『えっとね、ぬいぐるみ抱くこと!』

「へぇ、そのぬいぐるみ、みせてくれよ。」

そう言われたので、私は部屋に戻り、みちろーを連れてくる。

「バッファに似てるな。」

『やっぱ思う?』

「あぁ。」

『道長さんに似てるからクレゲでとったの!』

「なるほどな。」

エースは少し笑ってみちろーを見る。

そんな話をしていると、段々とみんなが起きてくる。

「おはよ〜A!エース!」

『おはよ〜袮音ちゃん』

「そのぬいぐるみかわいいー!なんか道長に似てるね!」

『でしょー!かわいいでしょ!』



その後は、景和くんが朝ごはんをみんなに振舞ってくれる。

『おいしそー!』

「まさかとは思うけど、下剤とか入れてないでしょうね。」

「…そんなことするわけないでしょ。」

「もしお前がデザスターなら有り得る。プレイヤーを妨害するのが裏切り者の役目だしな。」

美味しそうなご飯を前にそんな会話が起こる。

「私、大事な試合前は、他人が用意した食事は取らないようにしてるの。」

「へー、アスリートの人ってそうなんだね!」

そう言って冴さんは健康食を持ってくる。

「何故君が突然朝ごはんを作るなんて言い出したのか、興味深い問いだ。」

「大智くんって、何でもクイズにしちゃうんだね。」

「あぁ、あらゆる雑学を網羅した今、僕をもっとも引きつける難問は、人の心。」

「普通に料理するのが好きなだけだよ。今でも子供食堂のボランティアとかやってるし。」

料理が好きとは、女子力が高すぎる…。それに、子供食堂のボランティアもやっているときた、流石心優しい景和くん。

『料理が好きって、凄いね!今度私にも教えて!』

「もちろん!さ、たべよ!」

「『いただきます。』」

私達がご飯食べようとすると、チラミさんがやってくる。何でも、スパイダーフォンに投票機能を追加したようだ。ほんとに人狼ゲーム、。

ゲーム後、1番表が集まった人が強制脱落。投票しなかった人も脱落、。

少し気分が下がったが、冷めないうちにご飯を頂くことにした。お腹がすいていたので冴さんの分も頂いた。

「よく食べるね。」

五十鈴さんが、少し感心したように声をかけてくる。

『腹が減っては戦ができぬですから。』

「確かに、言えている。」

だれがきめるの→←しらなかった



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しぃ | 作成日時:2023年9月8日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。