検索窓
今日:2 hit、昨日:81 hit、合計:4,562 hit

くりかえしのぼるつきは ページ35

映画の後はショッピング。

気になっていた本を買って、学校で使う文具を買って、最後にゲームセンター。

『これ!道長さんに似てません?w』

そう言って私が指さしたのはムスッとした顔をした牛のぬいぐるみ。

「お前、バカにしてんだろ。」

『してませんって!w私これ取ろっかなー!』

そう言いながらクレーンゲームにお金を入れる。

『あー、』

なかなか景品が取れないまま、どんどんお金が減っていく、

「お前下手すぎだろ…」

横で道長さんが声を漏らす。

『そんなこと言うなら道長さんやってくださいよ!』

「楽勝だ。」

そんなことを言いながらクレーンを操作するも、クレーンは宙を掴む。

『私より下手じゃないですか!』

「うっせぇ!」

お互いに闘争心に火がついてしまった様で、いつの間にか、どちらが早く取れるかで勝負に、

『道長さん!』
「A!!」

結局、勝負は引き分け、同じ景品で競ったために、私たちはお揃いで道長さん似のぬいぐるみGETという結果に、

お互い自分が勝っただろうと、ドヤ顔で見せ合うものだから、笑いが込上げる

『みちながさ…w自信満々でw』

「おまえだってwんだよその顔ww」

そう言って笑い合う。

『あ!道長さん笑ってるー!』

「そりゃ…笑うだろ、w」


見れないと思っていた道長さんの笑顔。あの写真撮は少し違うけど、私が見たかった笑顔。

『おそろい!ですね!』

「だな。」

その後は牛丼屋で夕飯を済ませ、帰路に着く。

家に帰り、寝る準備を済ませ、道長さんとお揃いになったぬいぐるみを抱き、眠りにつく。



夢を見た。

また、道長さんが居ない夢、

道長さんが居ないことも怖い、けど、もっと怖いのは段々と夢に近づいている事実。

ただ、起きた時、何故か恐怖感は消えていた。
起きて一番に視界に入るのは昨日のうしのぬいぐるみ。

うしのぬいぐるみっていうのも面倒だし、ぬいぐるみは、道長さんに似ていることからみちろーと名付けた。

私はみちろーに『いってきます。』と声をかけ家を出た時に、デザグラからお呼び出しが掛る。

あすのよも→←ふたりだけのきづなを



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しぃ | 作成日時:2023年9月8日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。