検索窓
今日:70 hit、昨日:15 hit、合計:4,549 hit

ずっと、ずっと ページ29

「戦場で気ぃ抜くな。足でまといだ。」

道長さんの声がして前を見ると、私を庇って前に出てくれていたようだった。
そのまま道長さんはジャマトを怯ませ、変身解除した私の手を引く。

「死にたくなかったらとっととこい!」

と、2人に声をかけ走り出す。
その間も私の目眩は収まらず、せめて道長さんに苦労をかけさせまいと、声を出す。

『道長さん、私は大丈夫です、!』

「ふらふらしてんのに大丈夫な訳ねーだろ!?」

『けど……』

そう言っても走りは止まらず、誰もいないところに出る。

「ここまできたら、大丈夫だろ…」

「A!大丈夫か!?」

そう言って政宗が駆け寄ってくる。

「A、その刀……」

政宗の目線の先を見ると、先程作り上げられた刀がある。普通は変身解除と同時に無くなるはずだ。

目眩に耐えながら刀を握ると、刀は液体に戻り、私の手に吸い込まれていく。

『え……。』

刀を吸い込んだと同時に目眩が回復していく。

どうやら目眩の原因は子の刀を創った(?)事のようだ。

「お前…それ、」

道長さんが有り得ないものを見た様な顔をしてこちらを見る。まぁ、当然の反応だろう。

とりあえず、その場は今のゲームの事を第一に、という事で解散。

政宗を連れてゲートを開くヒントを探す。

道中、エース達と合流し、一徹さんに政宗達を任せ戦闘をする。

戦闘を終え、一徹さんと合流しようとすると、一徹さんがジャマトにやられている姿が目に入る。

急いで間に入り、エースがジャマトライダーを撃破。

運営からの救済措置、フィーバースロットバックルを手に入れる。

私達は、急いで別の場所に避難し、脱出するための謎を解くことにした。

色々とヒントを探していると一徹さんが口を開く

「そこの君…頼む、彼のことも守ってやってくれないか…私はもう戦えないから、」

『そんな……』

「まってよ……それじゃ、おじいちゃんは、」

「もうこれ以上、若い君達の、足でまといにはなれない。」

「そういう訳には行かないよ!」

「君達はまだ若い、幸せになれる時間が…可能性がまだある…」

『一徹さん…』

そんな話をしていると、ジャマトが近づいてきたようで、政宗たちの首輪が締まる。

Calling you→←ずっと



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しぃ | 作成日時:2023年9月8日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。