そのさきのうんめい ページ13
それから、奏斗くんとは特に進展はなく、ただ、時々デートに行く中になっていた。
その日は休日で、奏斗くんからデートに誘われていた。
『ごめん、!待った?』
「全然。へー、私服すっごい可愛い。」
そんな会話をしていると、デザグラからのお呼び出しが来た。
「タイミングわっる……しょうがないし、行こ。」
デザイア宮殿に転送される時、奏斗くんが少し笑った気がした。
-第3回線は神経衰弱ゲームです!-
2人1組でペアになり、ジャマトを倒す、という物らしい。
今回も、スコア制で、最下位2人が脱落らしい。
ペアは
ギーツ ナーゴ
バッファ タイクーン
ラビル ダ・パーン
メリー パンクジャック
というようになった。
『?!倒したのに、復活してる!』
「こっちも、クソッ、これじゃ勝てねぇ。」
周りを見ると、同じように全員苦戦しているようだった。
-第1フェーズ終了です!-
結局、何も成果は得れず、第1フェーズが終わった。
サロンで奏斗くんと作戦会議をしようとすると、奏斗くんが居ないことに気づいた。
-ペア交代のお知らせです-
第1フェーズが終わり、しばらく経った頃だった。唐突にそう、アナウンスされた。
何と、メリーとダ・パーンのペアが結成されたようだった。
『奏斗くん、?なんで…。』
「ごめん、A。引かれちゃったみたい。」
そう言って、彼は小金屋さんの方へと向かっていった。
ってことは、私がパンクジャックさんと、?
そんな様子を見てか、祢音ちゃんが駆けつけてきてくれた。
「なんでA、アイツと一緒に居るの?!」
『えっと、実は…』
話をしようとすると、景和さん、エース、何故か分からないけどバッファ改め、道長さんも集まってきた。
「アイツ…。」
「Aちゃん!それ騙されてるから!」
「そうだよ!アイツ、私を騙した最低なヤツなんだよ?!」
と、3人が口を揃えて私を説得しようとしてくる。
好きって言う感情も分からないし、と話をすると、何かを決心したかのように道長さんが私を呼ぶ。
「おい、ラビル。こい」
『え、はい、。』
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作者名:しぃ | 作成日時:2023年9月8日 20時