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そらをみあげ ページ11

物陰に隠れてデザイア宮殿へ向かう。

-第2回戦はゾンビサバイバルゲームです!-

今回のゲームはスコア制らしい。最下位はリタイアだそうだ。

しかも、噛まれるとゾンビになるというおまけ付き。おー怖い。

私は、相変わらずのプロペラ装備で戦いに挑むのだった。

1回戦は何事もなく終了。
中間結果では、ギーツ バッファ ...ナーゴ クウォッカ
といったランキングだった。
サロンには祢音ちゃんの明るい声が響く。
ほんと、凄いなぁ…。

休憩時間に少し席を外していると、ダ・パーンこと、墨田奏斗くんに声をかけられる。

「ねぇ。お姉さん1人?」

『はい、。ひとり、です。』

「お姉さんさぁ、あのノリ、ウザイと思わない?」

彼から伝えられた内容は、自分と手を組まないか、という事だった。

『私、そんなこと出来ないです…ごめんなさい。』

「そっかー、。お姉さんとなら仲良くやれると思ったんだけど…。」

そう言うと彼はまた別のどこかへ消えていった。彼の目が、少し怖かった。まるで、獲物を見つけたかのような目をしていた。

様々なことがあったが、結局、ゾンビサバイバルゲームで、脱落したのは、仮面ライダー クウォッカこと、土屋圭佑さんだった。

彼のことはよく知らない、ただ、ゾンビを恐れ、何も出来なかったようだった。

あるいていくことしかできなくて、→←ぼくたちは、



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作者名:しぃ | 作成日時:2023年9月8日 20時

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