春待つつぼみ～1st Spring story～ (ページ14)

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13.きっかけさえページ14

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「劇団を辞めるって……」

私は影から聞いている。

バルコニーではいづみさんと至さんが話していた。

「もともと、浮いた家賃と食費をネトゲに注ぎ込もうと思って入ったんだよね」

だろうなぁとは思うけど……。

だからって辞める必要は無いよね…

翌日、朝練の時にみんなに告げられた。

「ゲームよりも舞台の方が面白いって分かったら、残ってくれますか？！」

「……分からない。今まで、ゲームより面白いと思えるものなんてなかったし。」

そりゃそうだ。

私だって、ゲームが一番面白いと思うことだってあった。

でもきっとこの人は……まだ迷ってる。

何かきっかけさえあれば…それさえあればいてくれるはず。

時は過ぎ、またその日の夜。

「あ、あの！」

「ふえ、佐久間くん？」

いきなり話しかけられて、思わず変な声が出てしまった。

……というか、前もあった気がする。デジャブ？

「えっと……至さんに劇団にいて欲しいので、引き止める計画を立てようと思って……」

「……そっか！うーん……どうすればいいかな…」

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この枠を借りて謝罪申し上げます。

更新が長い間滞ってしまい申し訳ございません。

言い訳のような形になってしまうのですが、今年度私が受験生となり、私のネット依存が家庭内で挙げられていたため、ネット環境の遮断という措置をとらせて頂いておりました。

判断が急であったため、何もお知らせできずに申し訳ございません。

夏休みにしっかり勉強するなら、という理由付きで使わせていただいている次第でございます。

浮上もまちまちになり、また受験勉強にも励んでいくためこの後更に更新が滞るかも知れませんが、この作品を応援してくれている方、新しく見てくださった方にも「楽しみ」と思ってもらえるような作品作りに励んでいきますので、よろしくお願いします。

7/24 十六夜瑠璃