検索窓
今日:5 hit、昨日:36 hit、合計:48,285 hit

ページ10

凪の話し声が聞こえなくなって数分。
規則正しい寝息が聞こえてきた。

福也「…寝ちゃったかぁ…」

まだ始めて30分くらい。
始めはなにを言っているんだ。と思ったけど、やってやると言うとあまりにも嬉しそうな顔をしたので頭も撫でたくなってしまった。
あの顔…ずっとやっていたくなってしまう。
今現在も寝顔は心底幸せそうな顔で、今寝言で『さちさん』と言ったのが聞こえた。

福也「…可愛いなぁ」

思わず声にでてしまった。
凪は高身長でイケメンで誰にでも優しく、少し冷たいというイメージが世間一般的だろう。
でも、他をみてもこうも犬の様に甘えるのは他でもない俺だけだ。
つまり、あの嬉しそうな顔もこの幸せそうな寝顔も俺しか知らないわけで。
ちょっと優越感。

_____さて、ここからどうしようか。
部屋はとても綺麗だ。引きずってベットまで運んでもいいが、凪を起こしたくない。

福也「うーん…」

ちょっとの距離だけど、おんぶするかぁ。
軽く手を引っ張って背中に乗っけると、予想より全然軽くてビックリした。
ちゃんと食ってんのか。今度一緒にご飯食べに行こう。なんて思いながら凪をベッドに下ろすと、凪は眉間にシワを寄せていた。
もう1度、凪の真っ黒な髪をそっと撫でるとシワは消え、また幸せそうな寝顔に戻った。
可愛い。一緒に寝たしまいたいがまた今度にしよう。
写真を10枚ほど撮り、ラインに一言入れて部屋を出ようとした。


すると、入れ違いで部屋に入ろうとした由伸と目があった。

由伸「…なんでさちさんが凪の部屋から出てきたんですか…???」

福也「ちょっと用事があってさ、凪なら寝ちゃったよ?」

由伸「えっっ…ならまた今度にします。」




ちょっと不服そうな由伸が「凪の寝顔、可愛かったですか?」なんて言ったので、「ちょー可愛かったよ。ほら」と写真を見せると、すごい嬉しそうにして「ほんとだ。これも見てください」と凪の写真閲覧会をしたのは秘密です。

Bs 63とアップの話→←膝枕の話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
381人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みんた - マウントを取る宮城くんかわよい…😭 (10月2日 22時) (レス) @page35 id: 5fbd44038e (このIDを非表示/違反報告)
あかい(プロフ) - ぱりぱりさん» リクエストありがとうございました!!しゅんぺーたのあのなんとも言えない可愛いお顔が大好きです😘 (8月19日 13時) (レス) id: 2b53464a18 (このIDを非表示/違反報告)
あかい(プロフ) - みんたさん» リクエストありがとうございました!!よわよわよちのぶ…これは癖になりますね(?) (8月19日 13時) (レス) @page28 id: 2b53464a18 (このIDを非表示/違反報告)
みんた - わぁい!悪夢のお話、採用ありがとうございます!!本当に嬉しいです…✨よわよわ由伸たのちんでいただけてよかったです☺️ (8月16日 23時) (レス) @page25 id: 5fbd44038e (このIDを非表示/違反報告)
ぱりぱり(プロフ) - しゅんぺーた推しなので、ぺーたが出てくれると嬉しいです!憧れの凪さんとご飯!とか、凪さんの隣に座っちゃったとか、凪さんにピッチング褒められたとか、内容は何でも大丈夫です!よろしくお願いいたします! (8月15日 21時) (レス) @page21 id: 69dbc4e79e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あかい x他1人 | 作成日時:2023年7月23日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。