検索窓
今日:4 hit、昨日:36 hit、合計:48,284 hit

膝枕の話 ページ9

『ん〜…さちさん…眠くなってきた…』

福也「おいおいさすがに勘弁してくれよ?足痺れるから」

『ん〜…』

福也「起きろぉ」

そう言ってさちさんは俺の頬を軽くペチペチと叩いた。

_____事の発端は俺の頼みだった。
練習終わりに疲れきった俺は、さちさん…こと山崎福也さんに膝枕をしてくれと頼み込んでいた。
同期にはワガママやら筋肉赤ちゃんくらいしか居ないし、年上にもなんか特殊な人しか居ないので、俺が唯一甘えられるのは山崎福也さんというパパしか居ない訳だ。

『疲れを癒してくれるのはさちさんしか居ないんですぅ…お願いしますよぉ…』

福也「そんなこと言われても…」

と福也さんは言っていたが、しぶしぶOKしてくれたので、ご飯のあと膝枕してもらうことになったのだ!

というわけで最初に戻る。

寮の部屋に来てもらって、さっそくやって貰った。

「えーー」と言いながらもしっかり膝枕してくれたさちさんは「これどうなの?嬉しい?」なんて聞きながら出来るだけ動かずにやってくれている。嬉しいに決まってますよさちさん。

『あーー…最高…』

福也「そんないい?膝枕」

『膝枕がいいんじゃないんですよ。さちさんがしてくれるから嬉しいんですよ』

福也「お前…俺のこと大好きだな…」

『はぁい大好きです』

「そーかそーか」と言いながら膝枕に頭ナデナデが入った。

『撫でてもらうのとかいつぶりだろ…』

福也「今は子供みたいなもんだからな」

『あーーーー癒されるぅ…』

最高すぎる…
いつも一人で寝ているけど、ふとしたときに人肌が恋しくなるものだ。
膝枕に頭ナデナデとかいくらかかるんだろ…

『これオプションに値段かかります?』

福也「あーどうしようかなぁ」

『やめてくださいよ…』

冗談を言いながらさちさんと話す時間は至福だ。
徐々に体が癒されていくのが分かる。

『あ〜…』

福也「待て凪。起きろ。せめてベッド行くぞ」

さちさんが俺の名前を呼んでいるのは分かる…
でも返事出来ないや…

福也「凪…こりゃだめだ…」

、→←選手について。(オリックスメンバー)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
381人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みんた - マウントを取る宮城くんかわよい…😭 (10月2日 22時) (レス) @page35 id: 5fbd44038e (このIDを非表示/違反報告)
あかい(プロフ) - ぱりぱりさん» リクエストありがとうございました!!しゅんぺーたのあのなんとも言えない可愛いお顔が大好きです😘 (8月19日 13時) (レス) id: 2b53464a18 (このIDを非表示/違反報告)
あかい(プロフ) - みんたさん» リクエストありがとうございました!!よわよわよちのぶ…これは癖になりますね(?) (8月19日 13時) (レス) @page28 id: 2b53464a18 (このIDを非表示/違反報告)
みんた - わぁい!悪夢のお話、採用ありがとうございます!!本当に嬉しいです…✨よわよわ由伸たのちんでいただけてよかったです☺️ (8月16日 23時) (レス) @page25 id: 5fbd44038e (このIDを非表示/違反報告)
ぱりぱり(プロフ) - しゅんぺーた推しなので、ぺーたが出てくれると嬉しいです!憧れの凪さんとご飯!とか、凪さんの隣に座っちゃったとか、凪さんにピッチング褒められたとか、内容は何でも大丈夫です!よろしくお願いいたします! (8月15日 21時) (レス) @page21 id: 69dbc4e79e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あかい x他1人 | 作成日時:2023年7月23日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。