運命的な？

癒し ページ7

『つっかれた〜…』

今日の練習は特別疲れた。
俺は毎度の如くピッチングだった。今日は近くに試合があるという訳でもなかったので、ストレートとかカーブ以外はやるつもりなかったのだが、由伸が「もーひとつ！！もーひとつだけ！！」と覚えた球種を投げたいと駄々をこねてその場から動かなくなってしまったのだ。だから2.3球だけ受けると言ったのにしばらくピッチングに付き合わされた。長くなっちゃったな…

とにかくそういう訳で、いつも以上ーに疲れた！！

『ん"〜〜〜…』

とりあえず伸びてみたが楽になった気はしない。

福也「お〜凪おつかれぇ〜」

『…さちさぁん！』

丁度いい所にさちさんが来た。さちさんは、めちゃくちゃ甘やかしてくれる、いわば兄…いや、パパの様な存在だ。(たまに意地悪してくるけど)疲れてる時にさちさんに会うとか運命ではなかろうか。

『ねーーさちさぁん…俺疲れちゃった！甘やかしてください！』

福也「お〜お疲れ様！つかれたな〜頑張ったな〜」

『ふふ…』

福也「よ〜し離れろ〜？？？」

『意地悪！！！！！もうちょっと！！！』

福也「暑苦しい！！シャワー浴びてからな！！」

『シャワー浴びてから…！！？』

福也「そーゆー事じゃない！！ほら風呂行くぞ！！」

『はぁ〜い！♡』


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由伸「…あれなに？」

颯一郎「疲れまくった凪がさちさんに甘えてるの図」

由伸「…なんで俺のとここないんや…」

颯一郎「だって凪疲れさせた張本人やんwww」

由伸「しょうがないやん…」

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