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変わってない ページ7
翔平目線
凪だ。
数年ぶりの、凪。
自ら凪を突き放したあの日から数年。
やっと話せる。
___やっと、夢が叶う。
の前に、謝りたかった。
怪我をして疲れている凪を追い詰めた挙げ句、説教するなんて酷いことをしてしまった。
謝ろうと声をかけると、凪が元気よく『ごめん翔平!』なんて言うものだから驚いてしまった。
ひとしきり思っていたことを言った凪は、最後に『仲良く、してくれる?』と消えそうな声で言った。
そのときだけは、俺よりも身長が高い凪が子供のように小さく見えた。
_____あぁ、変わってない。
喧嘩したときの上目遣い。
これをされて許さない人なんてこの世に居るのだろうか。
思わずニヤニヤしていると、顔をあげた凪が驚いた顔をして俺の顔を見つめた。
もう耐えられない
翔平「っふ」
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作者名:あかい x他1人 | 作成日時:2023年7月3日 0時