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応援と、それと。 ページ38
『…由伸。伝えたいことがある』
なんとなく、嫌な予感。
いつにも増して緊張してるのがよく分かる凪。
なのに、急に深呼吸したと思ったら
真剣な顔つきになって。
『 。』
メジャー。
凪が、ずっと目指していたところ。
それを今、俺に言うということは
きっと、
覚悟を決めたのだろう。
しかも、決勝の前。
凪は本気だ。
なんて、言えばいい?
凪は本気。それは分かる。
俺だって、行きたいと思ってるし。
でも、
…でも、
言って欲しくないのが、本音。
なのに口から出た言葉は
由伸「…そ。じゃあ勝たなあかんな。」
俺のバカ。
これじゃ、違うじゃないか。
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作者名:あかい x他1人 | 作成日時:2023年7月3日 0時