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決意。 ページ37

『……』

翔平「めちゃくちゃwww緊張してるwww」

『うるさい!決勝だから!…いぐすり……』

翔平「wwwwwwwww」

『何笑ってんだよ!!!もう!!!』

いよいよ始まる決勝を前に緊張が止まらない。

有難い事に、決勝のスタメンキャッチャーとして選んで頂いた。
緊張しすぎて胃が痛くなってきた。
何があるかわかんない。
俺緊張すると行動に出るから嫌なんだけどな
そんな事を思いながら毎度の如くネックレスにキスをする。
便乗して翔平がキスしてたのは見なかった事にしようかな。

昇太「意味わからんこと言えば緊張なくなるでしょ(?)」

『…ペペロンチーノのダンス(?)』

宏斗「何言ってるんすか」

『…宏斗の顔見ると安心するな(?)』

宏斗「なんでですかw」

みんなそんなに緊張していないのか、空気は和やかだ。
そりゃ緊張したら打てないから当たり前か。

ロッカーを抜け出して、ブルペンに向かう途中、

由伸に会った。

由伸「凪がそんな緊張してるとこ初めて見たわwいつも試合前ふざけてる癖にwww」

『みんなに言われる!別にふざけてないし!』

でもまぁ、由伸が居てくれてよかった。
安心するって言うのもあるけど、ちょっと、決めたことがあって。
1番に報告するの、翔平か由伸で迷ったけど由伸にする。


今、由伸に俺の思いを言っておかないと

俺は多分、まだここに居たくなっちゃうから。


幸いここはブルペンの前。
誰も居ない廊下だ。

『…由伸。伝えたいことがある』

由伸「何?そんな改まって」



















『俺、この大会優勝したらメジャー行こうと思う。』

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作者名:あかい x他1人 | 作成日時:2023年7月3日 0時

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