心配 ページ28
次の日のオーストラリア戦。
宗と話をしてからすぐ眠ったので、体調は良好だ。
今日、俺はキャッチャーとして試合に出る。
WBCが始まってから、初めてのキャッチャー。
ピッチャーの主導権を俺が握っているのだと考えるとドキドキが止まらない。
______俺で大丈夫なのだろうか。
もしミスなんてしたらどうしよう。
もし打てなかったらどうしよう。
もし、もし俺のせいで負けてしまったら_____
パンッ!!!!!
『ぅわっ!!!?なに!?』
翔平「ありえないくらい眉間にシワよってるよ?」
クスクスと笑いながら翔平が手を叩いたようだ。
だって、世界。
相手が世界なのだ。
終わったらそこでおしまいなんだ。
怖い。
翔平「じゃあお前、いつも試合で手抜いてるわけ?」
翔平にそう言われて、やっと自分を見つめ直した。
そうだ。
俺は"いつも通り"やればいい。
『…抜いてるわけないじゃん』
翔平「でしょ。大丈夫だよ。凪なら、ね。」
『ふふ。翔平に言われると自信になるわー』
翔平「なにそれw」
戦っているのは俺だけじゃない。
みんな戦っているんだ。
…頑張ろ
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翔平は「期待してるよ〜」って言いながら帰って行った。
…変な爆弾落とさないで欲しい。
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更新遅れてごめんなさい…
なかなか話が思いつかなくて…
番外編はめちゃくちゃ投稿してるのにとか言わないで下さい😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
頑張ります!
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作者名:あかい x他1人 | 作成日時:2023年7月3日 0時