番外編「お風呂」2 ページ16
翔平「…」
『…いや、そんな見つめられても…』
脱衣場に着き、服を脱ぎ始めると翔平がじっとおれの体を見てきた。
いや、そんな見られたら恥ずかしい。
翔平「凪って細マッチョなんだな…」
『はい？』
確かにあのムキムキ同期達にはよく細いだのモヤシだのなんだの言われる。
これでも鍛えてるから結構ムキムキなんです。
『風呂入ろうぜ？』
とりあえずおまちかねの風呂に入ります。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
翔平「はーーーーーーーきもちーーーーー」
『んーーーーーー』
やっぱりお風呂はいいな。疲れが一気に取れる。
幸い、早すぎてまだ人は誰もいない。俺と翔平の2人。
翔平「それにしても凪以外と筋肉あるんだなー」
『さっきも言ってたじゃん…そりゃもちろん！？鍛えてますから！』
翔平「ふーん」
『えっ興味な。…まぁ翔平の方がムキムキだけどさ…』
翔平「俺は肉もつけてるからな。かっこいいだろ」
翔平はザ！マッチョ！って感じ。
普通にムキムキ。
なぜか体の鑑賞会のようなものを2人でやっていたとき、翔平が止まった。
翔平「あ…」
『ん？…あぁ手術の跡？』
翔平「…」
翔平がじっと見つめる。
翔平に手術の傷跡を見せたこと、そいえば無かったな。
翔平「痛かった？」
『最初はね。でももう痛くないよ。』
翔平「こんなハッキリ残っちゃったんだ。…」
『まぁね』
翔平は名残惜しそうに傷跡をなぞった。
翔平「もう怪我すんなよ？」
『もーーしないよ』
翔平「したら許さないから。」
『はいはい』
心配性だなぁ。
言われなくとも、もう絶対に怪我はしない。したくない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
(てか翔平も怪我してんじゃん。なんなら手術してんじゃん)
(俺は肘じゃん。)
(肘も大切だろ)
(まぁね)
(もうすんなよ。)
(はいはい)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
作者から
最近投稿出来てなくてごめんなさい！
学校が忙しくなりつつあるので、これからもこんな日がチマチマありますが、気長に待って頂けると嬉しいです！
よろしくお願いします🙇♀️
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 312人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あかい x他1人 | 作成日時：2023年7月3日 0時
