運命を乗り越えて。

憧れの ページ13

『は、え？な、な？』

ダル「そんな驚かないでよ」


今日は翔平とピッチングと聞いていたので、ブルペンに行ったらまさかの

『だ、だるさん…！！』

ダルさんことダルビッシュさんがそこに立っていた。
違うキャッチャーとかななんて思って、『おはようございます』と挨拶をしたら「おはよう。今日よろしくね」と言われて冒頭に戻る。

ダル「あれ？聞いてなかった？」

『え？いや…だって…え？』

ダル「めっちゃ焦るじゃんwwwww」

本人は大笑いしているが、俺は驚きでまともに会話が成立していない。

ダル「あ、もしかして今日翔平とだと思ってた？」

『！！それです！！』

ダル「俺も今日違う練習の予定だったんだけどさ、朝凪くんとピッチングだって変更になったんだよ。そういえば朝凪くんに伝えとけって言われた。ごめんねwwww」

『えええええいいんですか？』

ダル「いいんですかって…wお願いします？ww」

はーーーかっこいい！
姿勢の良い投げ方、リリース、ボールの回転、全てがこう、丁寧で翔平とはまた違う感じのピッチング！！！

飽きない…ほんとこのチーム凄い

『ナイスボールです！！お疲れ様でした！』

ダル「ありがと！お疲れ様！」

『なんか、こうして欲しいとかありますか？』

ダル「んー特にないかな。凪くんめっちゃ上手だね」

『え』

ダル「ボールはすぐ返球してくれるし、ストライクはビタ止めしてくれるし」

『あ、え』

ダル「めっちゃいい音鳴るし！」

『あ、、、』

ダルさんが俺の事褒めてる…？
あのダルビッシュ様が…？

『お、俺も…』

ダル「ん？」

『ダルさんのリリースが綺麗なとことかコントロールが凄い良いとことかあと気ずかいができるとことかたまに関西弁出るとことか要求に対して素直なとことか大好きです』

ダル「おぉめっちゃ喋るやん」

いけない。好きが溢れてしまった。

『すいません…ありがとうございます…』

ダル「凪くん噂には聞いてたけど俺の事ほんまに大好きなんやな」

『大好きです！』

ダル「かわいいなぁ」

『ありがとうございます！！』


ダルさんかっこいい！！ダンディー！素敵！！大好き！！




『って思ったよね。』

翔平「なにそれ。俺への皮肉？？」

『んな訳ない』

翔平「間違いなく皮肉だよ？」

『翔平俺のどこが好き？』

翔平「お？聞くか？俺の凪愛。」

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(まず早寝早起きが全然できないとこ)
(初っ端悪口の間違いじゃない？)

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