CAMPVLIVE�� ページ5
YH side
終わった後、皆んなでモニターをチェックする。
コメントも何となく見ながら。
MH「 ヌナ、」
貴方「 ミニ、これケーキの飾り付けだよ」
MH「 もう真面目なんだから。一個くらいいいってほら」
食べることが好きなAは甘いものも好きだから、ミニにお菓子を口に入れられて何だかんだ喜んで食べてる。
モグモグしてるの可愛い…そんな心の声が若干漏れてる人が俺以外にも数名。
カメラの前ではAのために過度なスキンシップを控えてるから抱きしめたりしないけど。
唯一の妹、姉だし、可愛いし、努力家だし、悪いところが一つもない。強いて言うなら練習のし過ぎで只でさえ華奢な体がどんどん痩せ細ってるのが気になる。
まあ、そこらへんは部屋が近くて比較的Aに対して遠慮がないミニに任せていた。
俺はと言うと、スンウヒョン達と一緒にAを守ることに徹底していた。
いつも俺たちを支えてくれる国民プロデューサーの中には未だに彼女をよく思っていない人もいる。
聞かなくていい言葉、知らなくていいこと、その全てに蓋をするのは難しいけど、なるべく聞こえないように知られないように伏せる。それが俺たちの仕事。
最初は無愛想だな…と思ってたその変わらない表情が、今では少しの変化に気がつけるようになった。
これからずっと一緒にいれば、Aのこともっと知れるんだろうか。
SY「 A食ってるか？」
貴方「 だからオッパ、食べちゃダメなんですって…代表泣いちゃいますよ」
SY「 それはそれでおもしろ、」
代表「 チョスンヨン？」
SY「 あは、はは…さあ皆んな食べてないで飾り付けるぞー！」
SW「 お前ってやつは…呆れた(笑)」
貴方「 ふふふ」
まるで他人事のように、彼女が、彼女の努力が報われてほしいと思った。
沢山遠回りして、苦労してきたことを今は知ってる。
一緒にデビューしたい。花道を歩かせてあげたい。
貴方「 ヒョンジュナ、それ取って」
HJ「 はーい…って、もう〜っ！ヒョン！」
HG「 うんこれも美味い」
貴方「 オッパ…」
HG「 ごめんごめんちょっとからかっただけ。ほらマシュマロ」
貴方「 もう…どうして皆んな私をからかうの…ほんと…」
君が笑顔でマイクを握る。俺も居たいんだその場に。大切な妹だから、椅子に座ってほしい。
いつもより表情が明るい君を見てふとそんなことを思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 933人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みみた(プロフ) - もう更新はしないのでしょうか？すごく可愛いのでもっとたくさんみたいです！ (2019年10月22日 14時) (
レス) id: 46b66be466 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - めっちゃ可愛かったです（；＿；）！ありがとうございます！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 02e4e3b946 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます！楽しみにしております！ (2019年8月16日 12時) (レス) id: 02e4e3b946 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - ソラさん» リクエストそして細かく有難うございます(><)ウンサンとヒョンジュンに少し頑張ってもらおうかな…と思っております！執筆中ですので、可愛らしくもかっこいいお二人を書けるよう頑張ります！ (2019年8月16日 1時) (レス) id: af8c04ac3f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ちなみに、ウンサンヒョンジュンはヤキモチ妬きなのでほんわかしてにこにこな2人が、どこ行くの！ってぷんすかして何するにも着いてくるって言うのが見たいです (2019年8月13日 3時) (レス) id: 02e4e3b946 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海月 | 作成日時：2019年7月23日 23時
