ジェラシー！�� ページ36
HJ side
貴方「 ヒョンジュナ、ウンサン、ちょっと…私抜けるね。すぐ帰ってくるから」
「 えっ…あ、はい…」
ES「 …ヌナ、」
藁をもすがる思いで呟かれたその言葉にも、ヌナは振り向くことなくただ「すぐ帰るから」の一点張りで、その人と行ってしまった。
嫌でも分かる。僕でも、分かる。
YH「 ヤーヤー！テーバ……！Aってばあの」
「 ヒョン！傷をえぐるようなことして楽しいですか！？」
YH「 …ミ、ミアネヨ…」
WS「 二人とも、A何て？」
ES「 すぐ、戻るからって…」
WS「 そっか 」
「 …ヒョンは、いいですか……ヌナが違う人といるの、嫌じゃない？」
あの人を見上げるヌナは、僕たちといるより綺麗で、可愛くて、悔しいくらい安心していた。
お疲れ様、と微笑むウソギヒョンにこんな酷なことを聞く僕はパボだ。だけど知りたかった。顔色一つ崩さないヒョンがどう思っているのか。僕だけがこんな、黒い気持ちを抱えてるのか、知りたかったんだ。
WS「 うーん…端的に言うと、嫌だね」
YH「 あ、同じく。俺も無理」
「 じゃあなんで止めないんですか…ヌナってばあんなに嬉しそうに…」
WS「 だからだよ」
「 …え？」
遠くを見つめるような、何かを押し殺したようなヒョンの表情に、僕は息を飲んだ。
…ああそっか。顔に出さないだけで、ヒョンも悔しいんだ。
WS「 Aのあんな顔、俺見たことない。怖かったんだよ。あの二人の間に入るのが。」
ES「 ……僕も、咄嗟に出た言葉すら、震えた…」
WS「 ヒョンジュナ、今君が抱えているであろうその感情をAにぶつけてはいけないよ。まだ、ね」
ヌナは、僕たちの中で咲くたった一本の花。
そして、僕たちをすり抜けて飛ぶ蝶々でもあって。
心底ヌナのこと独り占めしたいって気持ちがどんどん溢れてく。僕のヌナなのにって、ずっと側にいてって駄々をこねたくなる。
WS「 時期が来たら、思いっきり吐き出していい。だけどそれは今じゃない。僕たちはまだ始まったばかり。そうでしょ？」
「 …はい、ヒョン」
WS「 焦らないで。今あの子の一番近くにいるのは他の誰でもない僕たちだよ 」
ふわりと微笑んだヒョンにつられて自分も微笑む。
そうだ、僕たちはこれからなんだ。
ES「 あ！ヌナ！」
貴方「 …ただいま」
「 おかえりなさい！ヌナ！」
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みみた(プロフ) - もう更新はしないのでしょうか？すごく可愛いのでもっとたくさんみたいです！ (2019年10月22日 14時) (
レス) id: 46b66be466 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - めっちゃ可愛かったです（；＿；）！ありがとうございます！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 02e4e3b946 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます！楽しみにしております！ (2019年8月16日 12時) (レス) id: 02e4e3b946 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - ソラさん» リクエストそして細かく有難うございます(><)ウンサンとヒョンジュンに少し頑張ってもらおうかな…と思っております！執筆中ですので、可愛らしくもかっこいいお二人を書けるよう頑張ります！ (2019年8月16日 1時) (レス) id: af8c04ac3f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ちなみに、ウンサンヒョンジュンはヤキモチ妬きなのでほんわかしてにこにこな2人が、どこ行くの！ってぷんすかして何するにも着いてくるって言うのが見たいです (2019年8月13日 3時) (レス) id: 02e4e3b946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2019年7月23日 23時
