【水上颯】Jemand, Finde mich. (ページ3)

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第１４７話ページ3

貴方「…初対面の相手にしては、

結構苛立ってる感じがするね？」

水上「……だったら？」

コイツは俺が光永伊吹じゃないことを知っている

そして、そのことに対して不快に思っている

貴方「そんなに敵対心向けられても困るなぁ、、

中身はどうであれ、俺は光永伊吹なんだよ？

それに東大医学部在籍のクイズプレイヤーとはいえ、

所詮は右も左も分からないぽっと出のただの人間...

君があーだこーだ言う権限なんてそもそも存在しない

…残念だったね、水上颯さん」

水上「…ッ、、伊吹は、そんなこと言わない」

貴方「だって中身は別人なんだし、当然だろ」

水上「伊吹は、人を見下したり貶したりしない」

貴方「…それは残念だったなぁ？」

水上「お前がどれだけ頑張っても、

未来永劫、伊吹にはなれない！」

貴方「チッ..))てめぇ、ッ」

胸ぐらを掴んでそのまま壁に押し付ける

水上「ッ、、ゲホッ、」

貴方「口を開けば伊吹伊吹伊吹..なんだ、さっきから

なれるなれねぇじゃない、なったんだよ、この俺が

…それともあれか？

お前は光永伊吹に惚れてたのか？ああ！？」

水上「ッ、」

刹那、カァッと紅くなっていくこいつの顔

そして歯を食いしばったまま俺を睨むがまた違う

貴方「…は、、マジかよお前」

水上「う、せぇよ、、ッ」

ふぅん、、なるほどな

ただの友人だったにしては

なーんか、やけに突っ掛かってくると思えば、、

貴方「お前、メスにされてたのか？」

水上「は、はぁ？」

貴方「ここに、入れられたのかって聞いてんだよ」

トン、と腹の下部辺りを指の腹で押さえる

水上「～ッ////」

さっきまでと比べものにならないくらい紅くなる

つか、兄さん男ととか何やってんだよ

女とヤらないと子孫繁栄できないって分かってんだろ