第８６話【ただ、それだけ】 ページ38
カープから日ハムに来てから今まで、、
私はトレーナーとして、
西川さんのマッサージをして
今は、その立場の一線を超えた関係だからなのか、、
貴方「私は少しだけ、
浮かれていたのかもしれません」
西川「え、」
私にとって西川さんは、一番大きな存在で
西川さんにとっても同じなんだと勝手に思っていた
貴方「…たしかに、西川さんが主将就任のことや
メジャー挑戦を世間に表明する以前から
私はすでにそのことを監督から聞かされていました
なので、わざわざ報告しなくてもいいとは思います
西川さんは、間違ったことは何一つしていません
…ですが、」
彼女やから、とか
野球に打ち込む姿を見てきたから、とかじゃなくて
貴方「ただ、、あなたの口から直接、聞きたかった」
西川「！」
…ただ、それだけなのに
貴方「…いつも、どんな
いちいち私に言ってきていたから、、
主将就任とメジャー挑戦のことも、言ってくれるかと
少し期待していたんですけど、、
全然、言うてこんから、、ッ」
西川「……だから、ここ最近機嫌悪かったんですか」
コク、と小さく頷くと
貴方「ぇ、西川さ..わ、！？」
うつ伏せから仰向けになったと思えば
西川さんの手が背中と後頭部に回されて
胸元へそのまま引き込まれた
西川「なんやそれ、可愛すぎ笑」
貴方「ちょ、笑いごとじゃないですから！」
西川「俺のことで頭悩ましてるAさんが悪い」
貴方「はぁ！？」
西川「好きな人が頭悩ましてる原因が自分とか、
俺得の何ものでもないですから
これからも、もっと俺のことで悩んでください」
貴方「仕事に集中できなくなるんで、お断りします」
西川「…主将に就任しました」
貴方「はい、おめでとうございます」
西川「来シーズンのオフに、メジャーに挑戦します」
貴方「はい、頑張ってください」
西川「Aさんは一緒に来てくれないんですか？」
貴方「…それに関しては栗山監督次第ですからね」
西川「俺は一生、
貴方「ッ、、あーはいはい分かりました
マッサージの続きしたいんで離してください」←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 175人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
芋ケッピー(プロフ) - お返事が遅れてすみません！ありがとうございますー！！本当はイケメンな西川選手にしたいんですが、、こうなっちゃうんですよねぇ笑笑 (2019年11月2日 17時) (
レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
ろべりあ - いつも更新を楽しみにしています 西川選手とてもかわいらしいです (2019年10月28日 0時) (レス) id: a7dd0ee9a2 (このIDを非表示/違反報告)
芋ケッピー(プロフ) - また何かあればよろしくお願いします^_^ (2019年10月17日 6時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
芋ケッピー(プロフ) - そうでしたか！！それは失礼しました！！ご指摘いただきありがとうございます！！！m(_ _)m (2019年10月17日 6時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
未梨(プロフ) - 近藤選手の方が西川選手より年下なので、近ちゃんがタメ口で遥輝さんが敬語ってちょっと変だなって感じました。突然のコメント失礼しました！いつもお話し楽しみにしています (2019年10月17日 1時) (レス) id: a5298e97e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：芋ケッピー | 作成日時：2019年8月16日 1時
