【紫】Snow Manの帝王様、最近破局したらしい (ページ48)

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ただ、守るためページ48

デビューできない不甲斐なさも

ずっと応援してきてくれているファンに対して

申し訳ないという気持ち

それでもやっぱりデビューという夢は諦めきれない

だから、これからも自分たちと一緒に来て欲しい

……そんな曲を、彼ら自身に歌わせるつもりなのか

それでもみんなは優しいから、受け取るんだろう

そしてみんなはきっとこう言うんだ

「ちゆが作った曲は全部すごい！」って

佐久間とか、目を輝かせてニコニコさしてさ

貴方「分かりました」

男性「おや、随分とあっさり呑むんだね

もう少し意見を出してくると思ったんだけど」

そりゃあね、俺がここの人間じゃないなら言うよ

でも俺はSnow Manを守らなくちゃいけないから

細くて切れそうなほどの蜘蛛の糸が垂らされたとして

何がなんでも掴んで離さないようにしないといけない

貴方「いえ、これが自分の仕事ですので」

何を今更、感情的になっているんだ俺は

この世界に入ってから今までずっとそうだっただろ

本人の意志関係なく天国と地獄を見るこの世界

自分の感情もすべて殺して、

与えられた場所で求められる自分でいればいいだけ

ずっとそうしてやってきたんだろ

そうやって、、千幸Aが出来上がったんだろ

貴方「…後日、歌詞が出来上がった際は

再度確認のほどよろしくお願いします」

……大丈夫、きっと上手くやっていける

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貴方「……(とか、思ってたり思ってなかったり)」

八坂「どうかしたかい、A」

貴方「いえ、今度はどんな無理難題を言われるのか

色々と考えていたところです」

八坂「あっはっは、それはたしかにねw

彼らは底無し沼のような人たちだからねぇ」

貴方「それ、八坂さんが言っちゃいけないやつです」

八坂「おっとと、じゃあ内密にお願いするよ」

貴方「はい」

…ホント、今度は何言われるんだか