【紫】Snow Manの帝王様、最近破局したらしい (ページ13)

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身代わりページ13

～深澤side～

岩本「先に会計しとくから、

ちゆ起こしといて」

深澤「んー分かった」

もんじゃも平らげて今日はお開き

結局最後の最後まで爆睡だったちゆ

深澤「ちゆー、帰るよ～起きてー千幸さーん？」

貴方「…((ピク、」

あ、やっと反応あった

深澤「ほら起きて、今照が..((貴方「んふふっ」え」

突っ伏したまま急に肩震わせて笑い出したんだけど？

貴方「とぅふふふふふふふふッッ」

ねぇちょっ、マジで怖いんだけど！！

え、とぅふふって何！？

呪文！？！？←

深澤「え、えっとぉ～千幸さん？

どうかされました？汗」

貴方「んーん～？

なぁんにもないよ、かぁいいね」

ゆっくりと少しだけ顔を上げ、目が合ったと思えば

深澤「へっ？」

彼の大きく硬い右の掌が、俺の左頬に触れる

店内が冷房効いてて、この掌の温かさが妙に心地良い

てか、、え、か、かわ、カワイイ？？(動揺)

貴方「ね、、また、名前呼んで？」

え、な、名前？

寝ぼけて誰かと間違えてるとか？？

ふと視界に入ったグラスには、、

深澤「(…え、いつのまにか酒飲み干してる！？)」

あれか、俺と照が曲聴いてたときか？

全然気付かなかった、((スッ

深澤「ピクッ))ちょ、ちゆ..ッくすぐってぇから」

親指の腹で涙袋の下辺りを優しく撫でられ

意識をちゆに戻すと

貴方「…やっぱ、、もう、呼んでくれねぇの？」

涙は出ていない

だけど今にも壊れそうな、ガラス細工のような、、

こういう表現は間違ってるかもしれないけど、

息をのむほどの美しさで、時間が止まったようだ

深澤「……」

180cmの高身長に、広い肩幅、厚い胸板、

引き締まった腕の筋肉に、細く強靭な腰まわり、、

俺はそこら辺よく知らないけど、

ファッション雑誌とかでたまに載ってるから

女性が頼りたくなるような、、そんな感じなんかな

でもそれは分かる

照と同じで、隣にいると安心する

ちゆの後ろにいると、、敵なしに思えてくる

だからかな

貴方「ふふ、ごめんねぇ？

…いきなりこんなこと、、困らせちゃったかなぁ？」

深澤「ッ、」

ふにゃりと力ない笑みを浮かべる

この表情、最近あった雑誌の撮影で見たことがあった

たしかコンセプトが、

［大好きな彼女だけに見せる、素の表情］