第１２０話 ページ31
教室に戻っている途中
鳴宮は道場に体操服を忘れたのを思い出し
鳴宮「…あった」
ほ、と安心して取り出すと
森岡「しかし、どういう風の吹き回しかね」
顧問であるトミー先生こと、森岡先生の声が聞こえた
鳴宮「？」
鳴宮は微かに開いた隙間から覗き見ると
森岡「この風舞高校弓道部の
コーチを引き受けてくれ理由が
大先生への “ 復讐 ” だと言っていた君が」
鳴宮「！」
コーチを引き受けた理由が、、復讐？
滝川「……少し思うところがあって、
もっと色々、
爺さんのことを知ってみようと思ったんです」
鳴宮「…(お爺さんって、、マサさんの師匠の)」
森岡「そうか、、うん
大先生の同世代でライバルでもあり、
友人でもある先輩方がいたはずじゃ
人となりを知りたいのなら、
そういう方々に会った方が良かろう」
滝川「そう、ですね」
鳴宮「……」
俺の知っているマサさんは、
復讐とかからは無縁の人だと思ってた、、
だからなんか驚きというか、なんとも言えないような
森岡「そういや、あの子のことはどうするんじゃ？」
鳴宮「？(あの子？)」
滝川「ああ、、昨日わざわざ神社まで来てくれました
そこで色々話して、、」
森岡「 “ 妹 ” と、ということになったんじゃな」
はい、と答えるマサさんの声は嬉しそうだった
鳴宮「(へぇ、マサさん妹いたんだ、、て、)」
時計を見てそろそろヤバいな、と窓に背を向けると
滝川「…いくら家柄とはいえ、、
幼い手を離してしまったのは事実ですから」
“ 幼い手を離してしまった ” ？
いまいち内容がよく掴めないでいた俺の脳に飛び込む
滝川「……本当に、、
“ A ” には悪いことをしてしまいました」
中学時代からの知り合いである
鳴宮「！？」
思わず閉められた窓にバッと勢いよく振り返る
“ A ” 。
静弥が毎日呼ぶ名前を聞き間違えるはずがなかった
鳴宮「ッ(でも、それじゃあ、、
マサさんと鴻谷は、、兄妹、てこと？)」
あまりの衝撃に、足が鉛のように動かなくなった
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芋ケッピー(プロフ) - 私自身、画像を見てパッとワンシーンが思い浮かぶことが多いので、、頑張ります！( ´ ▽ ` ) (2019年1月28日 20時) (
レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
芋ケッピー(プロフ) - ありがとうございます(//∇//) 早速掲載させて頂きますね！！ (2019年1月28日 20時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
遙(プロフ) - こんばんは。先程芋ケッピーさんのTwitterのDMに、リクエストその２のイラストを送りました。長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした( ﾉ;_ _)ﾉ 少しでも小説のインスピレーションの助けになれたら幸いです(*^-^*) (2019年1月28日 19時) (レス) id: 7a9fd3f7b3 (このIDを非表示/違反報告)
遙(プロフ) - 麗しかったですか(笑)よかった…( *´艸｀) (2019年1月23日 16時) (レス) id: 7a9fd3f7b3 (このIDを非表示/違反報告)
芋ケッピー(プロフ) - う、、麗しかったです泣 (2019年1月23日 16時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芋ケッピー | 作成日時：2019年1月14日 21時
