検索窓
今日:26 hit、昨日:39 hit、合計:217,460 hit

【番外編】貴公子の右側。 ページ24

それからしばらく経って


クラスの男子が


近くの肉屋のコロッケが美味いって言ってたから



部活で藤原に聞くと



藤原「ああ、、よかったら案内しようか」




ということで部活終わりに肉屋のコロッケを頬張り






藤原は家、俺たちは寮に帰るため歩いていると



先に見える道の端っこにセーラーの制服




そう思ったのは千兄も同じだったらしく



千一「なぁ藤原あの制服って」



同じように斜め上に視線の藤原を見ると





藤原「……」



その足は止まって何か宝物を見つけたように目を開き



俺たちの先を歩くセーラーの人を見ていた






万次「おーい藤原..」



どうかした?と言う前に藤原は俺たちを置いて



一目散にセーラーの人のもとへ向かった





なんだなんだ、と千兄と二人で様子を見ていると



トラックに()かれそうになったその人を助けた




こりゃ女子にモテる訳だ、と皮肉を心の中で言ってると



藤原はその人の頰を両手で挟んで涙を拭っていた




このとき俺の脳裏に浮かんだのは、、



去年藤原の隣にいた鴻谷A






それから藤原のもとへ行くと



その背後にサササッと隠れ怯えたような目と目が合い




万次「あれ、キミ誰?」



普通に聞いたのにすごい震えていて





代わりに藤原が



藤原「彼女は俺の幼馴染だよ」




そう答えたときにまたよぎる鴻谷Aの射




まさかな、、



だって鴻谷Aはこんなチキンじゃないし




そう嫌味ったらしく解釈する




万次「ふーん..お邪魔しちゃいけないし先行っとくね」



このときはまだ “彼女” だとは知るよしもなかった

【番外編】貴公子の右側。→←【番外編】貴公子の右側。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (115 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
343人がお気に入り
設定タグ:ツルネ , 藤原愁 , 竹早静弥
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

芋ケッピー(プロフ) - 私自身、画像を見てパッとワンシーンが思い浮かぶことが多いので、、頑張ります!( ´ ▽ ` ) (2019年1月28日 20時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
芋ケッピー(プロフ) - ありがとうございます(//∇//) 早速掲載させて頂きますね!! (2019年1月28日 20時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんばんは。先程芋ケッピーさんのTwitterのDMに、リクエストその2のイラストを送りました。長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした( ノ;_ _)ノ 少しでも小説のインスピレーションの助けになれたら幸いです(*^-^*) (2019年1月28日 19時) (レス) id: 7a9fd3f7b3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 麗しかったですか(笑)よかった…( *´艸`) (2019年1月23日 16時) (レス) id: 7a9fd3f7b3 (このIDを非表示/違反報告)
芋ケッピー(プロフ) - う、、麗しかったです泣 (2019年1月23日 16時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:芋ケッピー | 作成日時:2019年1月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。