【番外編】俺にとってのカケ。 ページ12
貴方「ふ、、じ、わーら、、
しゅー、う、、っと」
つ、つ、と
彼の名前を平仮名で地面に描いていると
かぽん、かぽん、という
外ではあまり聞いたことがない音が聞こえる
藤原「はぁ、、Aちゃん、遅くなってごめん」
小学校の正門で待っていた彼女はあることに気づく
貴方「……愁くん、
登校時とは違う、
明らかにサイズの合っていないモノを
持ってきていた体操着が入った袋がなかった
彼女の問いに視線を外し「…なんでもない」と言う
貴方「なんでもないことないよ..」
男子「なーんだ、まだ帰ってなかったのかよ藤原」
彼女の言葉に被せてきた男子
クラスのガキ大将みたいな人間
その声を背中で聞いた彼の肩はビクッと上下し
綺麗な紫色の瞳は揺れた
その反応を見て「この子がやったんだ」と整理がつく
男子「なぁ、お前のその変な髪と目の色なんだよ！
ここは日本人が来るとこだ
お前みたいな外人は出て行けよ！！」
藤原「…ッ、」
目元にじわりと
ギュ、と手を強く握る
イギリス人の祖父の血を受け継ぐ華やかな容姿
周りとは違う髪色に目の色をどうして好きになれない
藤原「…(どうしてこんな目にあわないといけないの
…こんな目、、無くなっちゃえばいいのに..ッ)」
下唇を噛み締め
ギュウ、とズボンに
すると、「…な、なんだよ」と男子が少し驚いた声と
貴方「……か、かえ、返して..ッ」
基本、幼馴染の彼以外の男子と話すことがない彼女が
プルプルと震える
貴方「愁くんの
か、、か、かかか返してよッ！」
藤原「……！」
自分だって怖いはずなのに
ガクガクと足元が震えているのに
四、五人いる男子に
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芋ケッピー(プロフ) - 私自身、画像を見てパッとワンシーンが思い浮かぶことが多いので、、頑張ります！( ´ ▽ ` ) (2019年1月28日 20時) (
レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
芋ケッピー(プロフ) - ありがとうございます(//∇//) 早速掲載させて頂きますね！！ (2019年1月28日 20時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
遙(プロフ) - こんばんは。先程芋ケッピーさんのTwitterのDMに、リクエストその２のイラストを送りました。長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした( ﾉ;_ _)ﾉ 少しでも小説のインスピレーションの助けになれたら幸いです(*^-^*) (2019年1月28日 19時) (レス) id: 7a9fd3f7b3 (このIDを非表示/違反報告)
遙(プロフ) - 麗しかったですか(笑)よかった…( *´艸｀) (2019年1月23日 16時) (レス) id: 7a9fd3f7b3 (このIDを非表示/違反報告)
芋ケッピー(プロフ) - う、、麗しかったです泣 (2019年1月23日 16時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芋ケッピー | 作成日時：2019年1月14日 21時
