【水上颯】Reine Liebe ． (ページ6)

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第４話ページ6

ドアを開けると

伊沢「お、来たね来たね～」

伊吹「ご無沙汰ですね伊沢さん」

なんだろう

伊沢さんを見る目が冷ややかになってしまう

伊沢「そんな疲れた顔して仕事大変なんだねー」

いやいやいや大半はあなたが原因なんですよ

伊吹「…俺が表紙の雑誌買ってるってマジですか」

その冷ややかな目で見ると伊沢さんはハテナを浮かべ

伊沢「……いや？俺じゃないけど」

「どうしたんですか？」

伊吹「！？」

いきなりニュッと出てきて誰だと思ったら

伊吹「…初代東大王の鶴崎修功さん」

ここに芸能人にあったようだ(←あなたが芸能人)

伊沢「お、さすがは光永」

「光永？」と俺の顔を見て何か思い出したのか

鶴崎「わ、光永伊吹さん！？」

「えー」と驚きつつも笑顔だ

……ほんわかしてる人だなぁ

鶴崎「たしか高校生クイズ出て優勝してましたよね

……あれ、東大(ここ)でしたっけ」

伊吹「いえ、横浜市立大学です」

なんか大学は何も悪くないって分かってるけど

東大生の前で言いにくいな、、汗

伊沢「お前ら同級生なんだから敬語やめたら？笑」

……え、

伊吹「同級生なのか」

てっきり伊沢さんと同い年かと思ってた

鶴崎「なーんだぁ笑

まさか史上最年少でアカデミー賞受賞した人物に

こんなにも早く会えるとは驚いたよ」

俺もいろんな意味で驚いてるよ←

あ、そうだそうだ

伊吹「で、話戻しますけど、、

伊沢さん本当に雑誌買ってないんですか？」

伊沢「買わない買わない笑

てかそれどこ情報？」

伊吹「…颯から、ですけど」

伊沢「ふぅん……水上、なんて言ってた？」

あれなんでそんなにニヤニヤしてんだ

伊吹「なんか、、俺が表紙飾ってる雑誌買ってきては

いちいち見せにきて迷惑してるって」

瞬間にククク、と手を口元に持っていき笑いを堪える

伊沢「それ、俺じゃなくてアイツな笑」

え？と指差された方を振り向くと

鶴崎..くん(…でいいのかな)といる颯

伊吹「え、鶴崎くん？」

伊沢「じゃなくてその隣」

……え！？

伊吹「…颯？」

伊沢「ちなみに光永出演のドラマとか

毎週欠かさずチェックしてる笑」

伊吹「……マジすか」

なんだ颯もテレビ見るんだ(←え、そこか)