【木村良平】ADULTIC×LOVE

LOVE14% ページ15

ガタンゴトン







東京行くの久々だなあ




地方から越してきたときは東京駅ほど恐ろしいものはないと思ったけどね〜
今でも思ってます。ハイ。




『次は〜〜〜お降りの際は〜〜〜』




もうすぐ着くみたい






さあて、いくかあ





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

｢えっと、ここだっけ？あれ？あっちか｣




なんかこんなの前にもあった気がする
どこだっけ






｢あのビルの横行ってからー、あった｣




あーなんか緊張してきた





ま、何とかなるでしょ！







でもやっぱ緊張します






建物の中に入るとなんかオシャレーな雰囲気のロビーに綺麗な受付のお姉さんが笑顔で迎えてくれました。




エレベーターにのって結構上まで行くと、ながーい廊下の突き当たりの一室に招かれました。






｢いや〜わざわざ起こしいただいてありがとうございます。お会いするのは初めてでしたよね。私この会社の、まあ簡単に言ったらスカウトなどを担当してる林という者です。｣




｢あ、初めまして相葉です。こちらこそお声掛けていただいて光栄です。｣









｢で、早速なんですが｣





｢はい｣





｢画面上でも簡潔にお声がけさせて貰った通りですね｣





｢はい？｣









｢うちの会社と契約の予定をして頂けませんか？｣









｢…はい！？｣

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