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范無咎side
サバイバーとハンターが仲良くなる為という名目の特に興味のない歓迎会が始まった
俺と必安は無難に自己紹介を済ませると他のサバイバーとハンターの自己紹介が始まり適当に返事をしていたその時
俺達は初めて神という存在を信じた
その少女は見た目こそ多少違うが間違いなく俺達の妹だ
間違いない
細かな仕草も癖も言葉の選び方も性格も誰にでも優しく慈悲の心を持った俺達の可愛い可愛い妹
俺達がこの世を去った時、余りの悲しさで後を追った寂しがりな……
俺達はさりげなく彼女に近ずいて話を聞いていたが残酷なことに彼女は俺達のことを覚えていなかった
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2人で話し合った結果、私達は覚えていないものは仕方ないと結論づけました
忘れてしまった分また3人で思い出を作れば良い、と
だが俺達の妹、Aは優しすぎるが故に他の奴らと過ごしていている
元々可愛らしい顔立ちというのもあり、よく虫けら共が集ってくる
それは由々しき事態です
私達でAを守らなければ行けません
もう絶対に辛く悲しい思いをしないように
どうしたらAを守れるか
そんなの簡単だ
俺達にしか分からない場所に閉じ込めてしまえばいい
幸いなことに私達は傘の空間を通して入れ替わりを行っている
現世で2人同時に外に出ることはできないですが傘の空間でなら2人同時に存在することも出来る
食べ物や大きな家具から小さな細工物なんでも入れることが出来た
ならば人1人入れたところで問題無いだろう
そうすれば俺達だけがAを愛でることが出来る
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寝る準備をしていると聞きなれない音が耳に入った
ヒタヒタとまるで湿った床を歩いているような音が徐々に部屋に近ずいてくる
不気味に思いながらドアを凝視していると打って変わって明るく優しい声色が聞こえる
｢分からないことがあるので教えてくださいませんか？｣
声の正体は謝必安であった
ドアを開け話を聞こうとすると謝必安はいなかった
不思議に思いながら扉を閉めようとすると足に液体がまとわりついていた
驚き液体から足を出そうともがくが抜け出せない
気がつけば上からもその液体がまとわりついてきた
白と黒の液体からは雨の音が響き私の体を飲み込んでいく
その冷たさは夢に見た自分の最後に恐ろしく似ていた
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リクエストありがとうございました!!
書いててとても楽しかったです
1部の設定は勝手な都合でねじ曲げてしまいましたが…
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鱈@ば推(プロフ) - ばめ子の…お願いしたいな…出来れば女の子で…（） (2021年7月23日 15時) (
レス) id: 90ad0d9d22 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷(プロフ) - リクエストで新サバの患者くんできませんか？ (2021年7月22日 23時) (レス) id: e6207c7e03 (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - リクエストお願いします。主人公は前世が白黒無常の妹（記憶なし）で、ヤンデレ白黒無常がそれに気づいて狙う話を見たいです。 (2021年7月20日 0時) (レス) id: 0ce27e24b5 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛！！！めっちゃ良きです！！！アユソがアユソしてる！！！！書いて下さりありがとうございますっ！！！！ (2021年3月26日 11時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - 久しぶりのリクエスト失礼します…！カウボーイの両片思いで男によく間違えられる夢主をお願いしたいです…！！ (2021年3月23日 19時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒みるく | 作成日時：2021年2月14日 17時
