番外編:口寄せ編�� ページ25
A「ただいまー」
誰もいない部屋に言うと、広い部屋だからか少し響いた。
さて、この2つ…どうしようかな
確か歯で指を噛み切ってたような気がしたけど…
流石に噛みきるのは痛いので、カッターの刃を指輪に仕込む事にした。
これを中指につければ…と
よし、これで切れるな。
A「最初は山猫…かな。
口寄せの述！」
ﾎﾞﾌﾝｯ
サクッと自分の親指を切って開いた巻物の術式に手を当てると煙が蔓延した。
？「だれだァ？俺をこんなところに呼び出したのはァ」
A「うわぁ……でかい」
出てきたのは灰色に黒いヒョウ柄の山猫。
山猫といってもたぶん3�辰呂△襪世蹐Δ�。
山猫「んんぅ？お前か、おれを呼んだのは。
ﾁｯ、ガキの癖におれを呼び出しやがってよォ。生憎、おれぁ今の時期は忙しくてな、お前とは契約できねぇんだ。ま、そういうことで」
A「ずいぶん態度のでかい山猫だったな…私一度もしゃべってないんだけど。
勝手に話進められちゃったよ…」
よし、じゃあ次…かな。
でもこれ…何も書いてないし…なに出てくるか不安なんだけど…
A「口寄せの術」
ﾎﾞﾌﾝｯ
身構えながら、もう一度口寄せをした。
A「え、なにこれ、刀？日本刀っぽいけど…」
そういって日本刀を手に取ろうとしたとき
ﾎﾞﾌﾝｯ
A「！？！？」
？「……主」
突然目の前に現れたのは、黒髪を高いところで結い(ポニーテール)、灰色の袴を着た男の人。
A「あ、るじ…って？
ていうか、貴方だれ！？さ、さっきまでここに日本刀が…」
？「貴女のことです、主。
申し遅れました、私、曼珠沙華(かんじゅしゃか)と申します」
私に跪き、頭をあげようとしない男の人。
しかも曼珠沙華って…たしか彼岸花の和名だったような
A「わ、わかりました、えっと曼珠沙華…さん？取り敢えず、お顔をあげてください」
曼珠沙華「はい」
！
凄く美人な男の人だ、目の横には赤い模様がある。彼岸花のようだ。
曼「私のことは、お好きに呼んでください。
しかし、私は貴女に仕える身。敬語などは遣わず、呼び捨てでお願いします」
A「はい…じゃなくて、うん。
じゃ、名前長いから沙華って呼ぶね、よろしく！」
そう言って手を差し出すと、少しうつむいた顔を上げようやく目を合わせてくれた。
沙華「よろしくお願いしま…… ！」
どうしたのだろう、ひどく驚き、目を丸くして私の顔を見ている。
沙華「貴女は……」
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和辛子 - めっちゃ面白いです！チートじゃない人間らしいこの感じ最高です！更新楽しみに待ってます！ (2021年11月2日 12時) (
レス) @page27 id: 4d8d732e15 (このIDを非表示/違反報告)
遊兎 - 面白かったです！トリップ系ってチートな人多いですけど，この人は努力してる感じがいいですね!!続き楽しみに待ってます(*´ω｀*) (2017年3月23日 23時) (レス) id: 214e30e491 (このIDを非表示/違反報告)
*Ａｚｕｓａ* - とても面白いです！更新頑張ってください。続き楽しみ…グヘヘ((← (2016年3月15日 21時) (レス) id: ab7216aadd (このIDを非表示/違反報告)
べえ汰(プロフ) - 海さん» ありがとうございます。番外編が終わり次第、本編の方を再開したいと思います！ (2016年3月12日 1時) (レス) id: 72b8dbba07 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 更新頑張ってください!とっても続きが気になります！ (2015年12月16日 0時) (レス) id: 55582a9d71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べえ汰 | 作成日時：2015年8月20日 20時
