25話 ページ27
間もなくして、騎馬戦が始まった。
『今1000万を狙うのは自 殺行為、私たちは周りからじわじわと狙っていきましょう。』
心操「そうだな、それが一番いい。
1000万は狙わず、がいちばん安全だと思うんだが…どうだろう、煉獄」
『やっぱり狙いたい気持ちはあるけど、それだと私も相手しきれない所があるからこっちのポイントが取られるかもしれない。
確かにここはやめておくのがいいかも…。』
心操くんと私が予想した通り、開始早々1000万を狙う騎馬が多い中、私たちは周りから少しずつポイントを稼いだ。
危ない瞬間もあったけれど、1回も取られることなくポイントを稼ぎ私たちは見事Ｂ組の鉄哲チームと逆転し、3位になった。
『これで、最終種目に……。』
《昼休憩》
私は梅雨ちゃんとお茶子ちゃんと一緒にご飯を食べていた。
そこに、響香ちゃんと八百万さんが現れてこう言った｡
耳郎「さっきさ、上鳴と峰田から相澤先生の言伝受けたんだけど…
昼、ウチらみんなあの格好しなきゃいけないらしい…」
『…あのって、あれ？』
私が指を刺したのはアメリカから来ていた本場のチアのチーム。
その後、八百万さんが頷いた。
『……まじか。』
心に疑問を残しつつ、ご飯を食べ終えて私達はチアの格好をして戻った。
『やっぱり……』
プレゼントマイク「どうしたA組女子！なんであんな格好してるんだァー？！」
八百万「なんでこうも峰田さんの策略にハマってしまうの、私……」
葉隠「まぁいいじゃん！やろうよ！！」
蛙吹「透ちゃん、好きね」
昼休憩も終わり、私たちはチアの格好のままミッドナイトの説明を受け始めた。
それは、最終種目の説明が始まった時だった。
尾白「あの、俺辞退します。」
緑谷「尾白くん？！なんで！」
飯田「せっかくプロに見てもらえる場なのに！」
尾白「騎馬戦の記憶…終盤ギリギリまでほぼぼんやりとしか無いんだ、多分奴の個性で……。
チャンスの場だって分かってる、もちろんそれを不意にするなんて愚かなことだってのも。
でもさ！みんなが力を出し合って争ってきた場なんだ
そんな…訳わかんないままそこに並ぶなんて俺には出来ない。」
葉隠「気にしすぎだよ、そんなん本戦で本気出せばいいだけだよ！」
尾白「違うんだ、俺のプライドの問題なんだ……。
俺が嫌なんだよ…。」
『尾白くん…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 377人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
燎(プロフ) - 果鈴さん» 多分新作のものがR18になるのでだと思います！！フラグ削除しましたので多分大丈夫なはずです！ (2020年7月8日 7時) (
レス) id: 7e45704c3f (このIDを非表示/違反報告)
果鈴(プロフ) - あの、この作品の続編が突然見れなくなっちゃったんですけど………。これって私だけなんでしょうか？ (2020年7月7日 20時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
燎(プロフ) - 雪狐さん» わああああああ！ありがとうございます！！！更新頻度が、まーーーあ不定期で申し訳ないですが頑張りますね！！これからもよろしくお願いいたします！！ (2020年4月5日 1時) (レス) id: 7e45704c3f (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - ﾋﾟﾔｧｧｧｧｧｧｧﾏﾏｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧこれ好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ更新頑張ってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ (2020年4月4日 5時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
燎(プロフ) - りこぴんさん» うわああ！面白いって言って頂けて嬉しいです！！投稿なるべく出来るように頑張りますね！！！ありがとうございます！ (2020年3月19日 23時) (レス) id: 7e45704c3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：燎 | 作成日時：2019年12月14日 21時
