121:猫缶 ページ23
≪殺人少女side≫
家に着いた途端に茶々丸と黒玉が怒るように鳴いてきた。
茶々丸は
「ご飯まだ〜?オコだよ!?」
とでもいうかのように。
黒玉は
「何処行ってたの!?」
と言うかのように。
「ごめんね。おいで」
そう言うと満足そうについてくる二匹。
くそ可愛い←
そのふわふわの毛を後で撫でまわそう。
そんなことを考えながら猫缶をしまっている棚に向かう。
そう言えば小豆が帰ってきていない。
福は……呼べば来るだろうか…
「福〜、ご飯だよ〜?」
数分待っても来ない。
いつも福が寝ている処をのぞいてみる。
そこにはすやすやと眠る福がいた。
「寝てた」
福の寝所を後にして棚まで戻ってきた。
棚の扉を開けて茶々丸が叫んだ。
棚の中には猫缶がなかった。
「買いに行かなきゃ…でも何処に…?」
考えても仕方がない。
一度外したホルダーを太ももにつけなおし銃の確認をした。
「問題は無し…っと」
玄関まで来ると福が来た。
「福、おはよう。黒玉、茶々丸、福。ご飯買いに行ってくるから留守を任せます」
家を出る。
すると三匹ともついてきた。
「…」
家の中に入る。
三匹は入る様子がない。
「はぁ…」
溜め息をつき家に鍵をかける。
「しっかりとついてきて下さいね?あと小豆を見つけたら教えてください。と言うか連れて来てください」
そう言って森の中を歩き始めた。
そういえば白玉も見つからない。
彼の事だからまたフラッとどこかに出かけているんだろう。
「白玉も探してくださいね」
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零兎(プロフ) - 小説読んであらすじ見てきますー (2017年8月1日 21時) (レス) id: 377a049b03 (このIDを非表示/違反報告)
零兎(プロフ) - [壁]_-)お久しぶりです。誰か居ますか? (2017年8月1日 21時) (レス) id: 377a049b03 (このIDを非表示/違反報告)
みかん☆ - 更新します! (2016年7月31日 21時) (レス) id: 2b73766c3c (このIDを非表示/違反報告)
神楽柚希.@じゅんは我の彼氏.(プロフ) - 猫田あみいさん» 教えてくださりありがとうございます…!!タイトル入れてきますねッ. (2016年5月31日 23時) (レス) id: f95df422fb (このIDを非表示/違反報告)
猫田あみい(プロフ) - 神楽柚希.さん» タイトルが抜けてますよヽ(´o`; (2016年5月31日 20時) (レス) id: 26aa867e92 (このIDを非表示/違反報告)
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