男性恐怖症と女性恐怖症＝？ ころんくん

JOSEIKYOUFUSYOU#15 ページ33

ころんside



アニモーランドへ行くとさとみという人がいた｡



しかもなんかAにベタベタしてるし。



絶対あいつAに好意抱いてるでしょ！




モヤモヤしてるとAが気まずそうに


「あの・・・とりあえず入ります？」

そう言ったので


『ああ。入ろう・・か？』


そう言った。



あいつは、、大人の余裕ってゆうものなのか。


「おう。入ろうぜ♪」


そう言った。





アニモーランドへ入ると、


目の前にジェットコースターがあった。



Aが


「ジェットコースター乗りましょ！」



そう言ったので僕達は乗ることにした。




数分程待ったとき後ろにいたカップルから



「良かったぁー！2人で横に座れるね！」


「ああ。そうだね、、♥」



という会話が聞こえた。




もちろん、Aは僕とのるよね？！


あ、急に不安になってきた。



ねぇ。



そうAに声をかける。


『Aは誰と乗るの？』





Aはしばらく考えてる。




おいおい。そこは直ぐに僕っていうでしょ！


不安になってきたので




『Aは僕と一緒に乗るよね？！』




そう言ってしまった。



Aはもちろん！という顔でこっちを向いた。



あ、これは僕と一緒に乗ってくれる。




そう確信した時だった。



けど




「ころん。私、さとみさんと乗るね。」




『え？僕は？！』


「ごめん、次のデートでいいかな？」






Aは僕と乗る・・



想像と違う事で頭が追いつかない。




「わぁ！Aちゃんありがとう！」




さとみが嬉しそうに声を上げる。




(･д･)ﾁｯ



っとさとみの顔を見ながらやってやろうと思ったら、





ﾌｯ





さとみが笑っ、、た？





さっきの悲しそうな顔は？





もしかしてあれ、計算？




Aを騙して僕とじゃなくて自分と乗るためにあんな顔したってこと？




A鈍感すぎんだろ！







なぁさとみ。






大人には勝てないって思ってるならそれは間違えだ。





僕がAを取ってやる。







Aもこいつになんかに惑わされないで。

DANSEIKYOUFUSYOU#16→←DANSEIKYOUFUSYOU#15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す