男性恐怖症と女性恐怖症＝？ ころんくん

DANSEIKYOUFUSYOU#12 ページ25

Aside


『私、ころんが好き。』



そう言い、ころんに告白した。


だけど、ころんの表情は変わらない。


あー。だめだったかな。



ちょっとうぬぼれてた・・かもな(笑)



ごめんね、変なこと言って。



そう謝ろうとしたら



「あの、僕からもちゃんと伝えさせて。




かっこいい言葉とか分からないけど、



これだけは僕、言えるんだ。



僕もAのこと好きだよ。」




そう言ってはにかむころん。



その顔は1番かっこよく見えた。




私も好きなのに、ころんも私の事すき？





ｶｱｱｱｱｱｱ




『・・・熱い熱い。』



シャツをパタパタさせながら片手で顔を隠す。



ちらっと見ると



ころんも同じ事をしている。



・・・・・両思いって事で、いいの・・かな？



『あの、』
「僕、、」



『あ！どうぞどうぞ』
「あ！どうぞどうぞ」


言ってること同じ笑



じゃあ、私からいいかな？



『もう一度！私、ころんが好き！私と、付き合ってくれない？』



ころんも同じ事思ってたのかな。



最っ高の笑顔で



「いいよ！」




そう言ってくれた。




神様。ありがとうございます！




男性恐怖症だった私が恋愛できるなんて。



あの頃はそんな事思ってなかっただろうな。





このひと時をずっと止めていたいと



私は思った。

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