男性恐怖症と女性恐怖症＝？ ころんくん

DANSEIKYOUFUSYOU#5 ページ11

Aside

男子の声を聞いて過呼吸になってしまったので今、旧校舎にいます。

所が・・・今、ちょっとやばいです。

マジでやばいです。

誰かが今いる所に来てる感じなんです。

男子だったらどうしよう

今度は過呼吸どころじゃ無いかもしれない。

でも今ここを出たらその人に会ってしまう。

あ”あ”〜！どうしよう！えっとえっと！

と、やっているうちに



ガチャ




と、ドアが開いてしまった。


グッっと身を縮め、構えていた。

でも、相手は何もしてこない。あれ？もしや女子？

チラッ

っと見てみた。


『〜？！！！！』

”今度は過呼吸どころじゃ無いかもしれない。”


的中してしまった。

目の前には1人の



男子。







東雲ころん。



なんでここに？ってゆうかすっごい苦しそうだし。

とりあえず私も苦しいの少し治まったから、出た方がいいかな。

と、思ったけど手に力が入らない。

や、意地でもでる・・・！

「待って！でなくていiｹﾞｯﾎｹﾞﾎｹﾞﾎ」

え、なに？！出なくていいってどうゆう事？！

ダメだ、パニクってる。

と、とりあえず、

『あ・・ あ・・の！だ、大丈夫・・ですか？』

東雲ころんは一瞬怪訝な顔をしたが

その後膝に顔を当てながら

「わ、り。大丈夫。」

といった。あれ？自分なんか冷静な気がする。

過呼吸にならない？

バッっと顔を上げ東雲ころんを見た。

いつもなら過呼吸起きるのに。

『・・・ふえっ』

なんだろうな？泣きたくなっちゃった笑

何かの安心感が私を包む。

東雲ころんはびっくりした顔でオロオロしてるし笑

『ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ ﾆｺｯ』

なんか笑っちゃう。読者の皆さんごめんねちょっといい所なのに。

・・この東雲ころんとなら、私、男性恐怖症を克服できるかもしれない！

やっぱりこれって運命だったんだ。

グッと唇を噛むと

『あの！明日、挨拶したいです！
・・・よろしくお願いします！』


意識してから約2日。
私、水園Aはあなたを信用しました。

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