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Aside
ガチャ、と音を立てて開いたのは隣の部屋のドア。
そこから出てきたのは、
｢あ、照にい！｣
今から迎えに行こうと思っとったんよ、と男性に笑いかける向井さんだった。
｢あ、｣
目が合って、私に気づいた彼。
こんばんはって、さっきみたいに笑うから。
その笑顔に、惹き付けられる。
｢Aさん？｣
向井さんが私を呼ぶ声に、ハッとして。
あはは、と笑って誤魔化して、こんばんはって返した。
その後も部屋の前で少し話をして、私がこれから買い物に行くと言ったら向井さんがこんな時間にあかん！と言って、ご飯無いんならってわざわざ部屋まで戻ってお米やらおかずやらをタッパーに詰めてお裾分けしてくれた。聞くと、向井さんが全部作ったらしい。凄い。
向井さんにお礼を言って、お互い部屋に入る。
男性が、あ、そういえば。って、振り向いて。
｢俺、岩本って言います。｣
わざわざマスクをとって言ってくれた。
よろしく、って笑った顔は、
どこか見たことあるような気がした。
『誰だっけな、、、』
向井さんから貰ったご飯を食べながら独り呟いた言葉は、部屋の静けさの中へと消えていった。
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どうしよう、、、どんどんお話が伸びていく…。
完全にテーマ選びをミスった。なんでこんな広げやすいテーマにしたんだ過去の自分、、、。このまま行くとこれで一本書けそうな勢いです。笑
ていうか、なんでラウのやつはあんな短く書けたんやろ…むしろそっちの方が不思議になってきた。
以上、作者の独り言でした笑
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作者名：coral | 作成日時：2020年3月1日 21時
