信じて30 ページ30
更衣室
「そのジャージ、爆豪ちゃんのでしょ??」
「ヴｯ...何故それを」ｷﾞｸｯ
ジャージには名前は書いてないはずだ。
察したのか、さすが梅雨ちゃんだ。
「でも、何で爆豪くんのジャージを腰に巻いてるのー？」と、
お茶子ちゃんは聞いてくる。
梅雨ちゃんは「そういえばお茶子ちゃん、見てなかったのよね、この子達の戦闘」と、
私の代わりに返答してくれるらしい。
「芦戸ちゃんの個性で、Aちゃんの服がちょっと溶かされちゃったのよ。
それで、肌を隠すために腰に巻いてるんじゃないのかしら彼のジャージを」
「え"!?そうなの!?」
「...」
はい、その通りです、全くその通りでございます。
さすがや、もう一度言おう、さすが梅雨ちゃんや。
ぺろりと、ジャージを捲り溶かされた部分を見せると
本当だぁ、という表情をする。
「実は爆豪くんって、優しいの??」
「う〜ん、たまに優しいよ」
「アナタだけに、優しいんじゃなくて??」
「いや??それはないと思われる」
「あると思うけどな〜」
こうして女子の会話は終了した。
梅雨ちゃんがさっき言っていた「アナタだけに、優しいんじゃなくて??」という言葉が
脳内にずっと流れている。
私はギュッと彼のジャージを握りしめて思った。
「...
私だけにだったら。いいのにな」
.
.
.
その頃、とある路地裏にて...。
.
__ﾎｫ、明日は雄英高校の生徒が...な。
暗闇の中、この声が静かに響いた...。
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キヨキヨ(プロフ) - 自分の方では大丈夫でした!!なんらかの原因でしょうか？そちらの方はもう大丈夫でしょうか？？ (2018年1月2日 0時) (
レス) id: dc39ce0bdb (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 21ページ目が見れないのですが・・・僕の勘違いだったらごめんなさい(T^T) (2018年1月2日 0時) (レス) id: 0b0ae23cc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キヨキヨ | 作成日時：2017年12月31日 21時
