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side.A
多分失礼なこと思った3人が驚く中,俺は地べたに寝っ転がっている未だに起きない
武道は思った以上に傷だらけで,中には金属の何かで叩かれた跡もあった。
赤リーゼント「え,あの……」
武道をおぶった俺に赤リーゼントくんは声をかける。もうそこには疑いはなかった。
見ると武道ほどではないがタクヤ含め4人もボロボロだった。
……はぁ。仕方ねぇか。
『君たち,自分で歩ける?』
メガネ玉ねぎ「え,は,はい」
黒ロン毛「歩けます。」
赤リーゼントとタクヤは首を振った。
『ヨシ。着いてきて。家近いから,』
俺は4人にそういい公園の外を向かう。
後ろを見てみると少し騒ぎながら着いてきている。
武道起きねぇし何があったか聞きてぇし。
少し急ぎめに俺は家へと向かった。
* * *
side.タクヤ
『ヨシ。着いてきて。家近いから,』
そう言いながらタケミチをおぶり歩く姿はあの頃のAさんの姿と重なった。
ここで1つ,俺とAさんが出会った頃の話をさせてほしい。
俺とAさんが出会ったのは俺がタケミチと仲良くなって少しした頃。小学校3年生くらいの時だった気がする。
当時今よりも体が弱く,外で長時間遊べなかった俺は唯一放課後タケミチと家の中で遊ぶのが楽しみだった。
家は毎回ローテーションで決めていた。
その時はタケミチの家で遊ぶことになった。
学校終わりに一旦家に帰り,着替えて必要な荷物を持ち俺は家を出た。
タケミチの家に行く途中,近道と公園を抜けようとした時俺は知らない年上の人に声をかけられた。
「なぁ,僕。お金もってるでしょ?」
「それ,お兄さんに頂戴?」
”カツアゲ”と言うやつだ。
口調は優しかったがただただ怖かった。
怖くて声も出なかった。
「チッ……持ってるだろ?出せよ。」
そう言い乱暴にバックを奪い取り俺の事を押す。
後ろによろめいた俺はとある人とぶつかってしまったのだ。
そうそれが……
『おい,てめぇら。』
「んぁ?なんだ……ヒッ」
『ガキんちょから金むしり取って楽しいか?あ”?そんな事してる暇があるなら働け!!』
Aさんだった。
Aさんのその一言でカツアゲした2人はバックを置いて逃げていく。
中を確認すると何も減っていなかった。
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ラッコさん - 再更新めちゃくちゃ嬉しい!これからも無理せずがんばってください (6月21日 12時) (レス) @page30 id: 42eaf23ea6 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!男主の愛されってあんまりないので嬉しいです!愛されいいですよね!私も小説書いてるのですが絶対愛され&逆ハー(恋愛的の)にしてます!東リベのキャラみんなかっこよくて可愛いから一人に絞れないです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年3月17日 8時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
つばさ - とても面白いです!更新頑張ってください (2023年3月9日 22時) (レス) @page29 id: 6a1bf8c6ff (このIDを非表示/違反報告)
rina - 続き気になる!更新頑張れ! (2022年12月10日 23時) (レス) @page27 id: 265817b150 (このIDを非表示/違反報告)
mzhama(プロフ) - 初めまして、男主小説楽しませてもらってます。チート過ぎて最高です!!更新楽しみにしています。寒くなってきましたので、お体に気をつけて下さい。 (2022年11月2日 6時) (レス) @page24 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モブK | 作成日時:2022年6月4日 17時