#5 天使 ページ7
早川 穂花 : 「っ……未来……」
愛川 未来 :「大丈夫です、私は絶対にここから離れません。絶対に、です。」
早川 穂花 :「……うん」
るちぇ【KP】 :では貴方は調べていくうちに被害者のうちの一人がどうやらこの付近に住んでいたことが分かる。近所の住民に聞けば住所を教えてくれる。
早川 穂花 : 聞きます
るちぇ【KP】 : はいでは粘った結果住所を入手することができました。
早川 穂花 : はーい
るちぇ【KP】 : んーとではあなたは入手した住所をもとに被害者遺族の家の前に立っています。ピンポン推す?
早川 穂花 : はーい
ピンポーン
るちぇ【KP】 : チャイムを鳴らすと一人の女性が出てくる。あなたのことを不審そうな目で見ている。
早川 穂花 : あ、初めまして、シンガーソングライターの穂花です
るちぇ【KP】 : 「…何か用ですか。」
早川 穂花 : 「……失礼な話なんですが、噂の……「天使事件」について聞きたくて……
私の恋人も、それらしき症状が出ているんです」
るちぇ【KP】 : では女性は悩んだ末に家に入れてくれます
早川 穂花 : 「あ、ありがとうございます……」
るちぇ【KP】 : 事件の内容は新聞記事と大体同じ。だが、この被害者だけは少し違っていた。肩甲骨が長く突き出ていたのは同じだが両方とも真っ二つに折られていたのだという。
早川 穂花 :「 ……?」
るちぇ【KP】 : そこまで話すと女性は顔を真っ青にしながらもあなたに一枚の紙を差し出す。どうやら何かのレポートのようだ。
早川 穂花 : 「これは……?」
早川 穂花 : ……ふむ
るちぇ【KP】 : あなたがレポートを読み終えると女性は「これ以上お話しできることは何もありません」と言って家から追い出される。
早川 穂花 :「あ、はい……」
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作者名:ルーチェ@全初卓部員 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2023年6月3日 16時