【TRPG】ガブリエルは微笑まない【全初卓部タイマンリプレイ】 (ページ15)

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＃13　別れページ15

るちぇ【KP】 : では今日は夜が更けていき…二日目…

クロロ : 二日目か
病院は次の日だっけ

るちぇ【KP】 : 探索者が彼女のもとを訪れると家に愛川はいない。家の鍵は開いている。愛川の部屋に向かうと机の上に一枚の紙が置いてある。早川にあてた手紙のようだ。

早川穂花 : ……なに、これ……未来……？

『突然いなくなってしまってごめんなさい。今、とても混乱してることでしょう。一人でよく考えました。それで私は本当の天使だってことを自覚しました。背中から羽は生えてくるし、見た目も変わってしまうし。何より自分は天使だ、という思いがどんどん大きくなっていくのです。大きくなると同時にわたしとしての自我が薄れていくような感覚になります。このままだと、きっと私はあなたのことを忘れてしまうかもしれません。

「 ……っ、そんなことっ……！」

身勝手なのはわかっています。でも、許してください。私は弱いからすべてを忘れてしまったとき、私ではなくなってしまったときあなたに会う勇気はありません。だから、どうかあなたのことを好きなまま消えさせてください。
あなたは私のこと好きでしたか？私は好きでした。……訂正します。好きです。友達としての好きとかそんなのとは別の意味での好きです。本当はもっと一緒にいたかったです。手をつないだり、抱きしめたり、キスをしたり。そんな未来を夢見てたんです。でも、難しいみたいですから一日だけの夢で終わらせます。
あなたが幸せでありますように。そして、どうかあなたのことを永遠に忘れない誰かさんのことはどうか忘れてください。
さようなら

愛川未来より。』

早川穂花 :「っ……嫌だ……嫌だよっ……！」

るちぇ【KP】 : さーここからどうします？

クロロ : ……どっかに向かえ、ってことよな

早川穂花 : 「……あの教会に、もう一度行く」

るちぇ【KP】 : そのとーり

るちぇ【KP】 : おっ…了解です。