〈理想の出会い〉 ページ7
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大学1年生の冬だった
私は初めて自分から恋をした
自分でも言うのはなんだが、小学生中学生高校生で約30人には告白をされた。でもあたしはなんだかんだ理想が高い
恋愛として見れないと言う理由から何人も男の子を傷つけてきた
ゆうた「お前ってほんとなかなかモテんだな」
A「いやいやどの口がいってんだか。嫌味かな?」
あむ「ゆうたもびっくりするぐらいモテモテだもんね」
ゆうま「おれもゆうたみたいになりたいです!」
ひゅうが「でも将来Aが人のものになるって考えるとなんか寂しいよなぁ」
やまと「いやいや、俺が絶対に確かめてからじゃないとダメだから」
ゆうた「いやお前は親かよ」
A「ほんとそれな!ゆたくんの言う通り!あたしはどんどん大人になって、とってもいい彼氏作ってご立派な家を建てて裕福に暮らすのが夢なの!」
ひゅうが「いや、理想が高いことだ」
ゆうた「おまえにはそんなやつできねーから安心しろ」
A「ねー!ほんとひどいよね!絶対いるんだから!」
やまと「いやここに叶えられそうな人いるじゃん!俺!俺!」
なんか空気が重くなった気がしたけど、
A「んじゃ!あたし学校行くね!!」
あむ&ゆうま「いってらっしゃい!」
やまと「おーい!そこはなんか反応しろー!」
ゆうたくんが言ったこと間違いではないか
しかし!
あたしの理想とする男の子が目の前に現れたのだ
入学当初から生徒会に入っていた
しかし勉強が忙しいと言う理由で何度もせいらとサボってた。
初めて活動に行ったのは冬
なかなか大事な会議があるということだったので
とびきり急いで生徒会室に入った
するとそこにはあたしが理想とした男の子が座っていた
あたしは完璧に一目惚れをした
なんでもお見通しのようなせいらには簡単に勘付かれた
せいら「こりゃAのタイプの人登場」
A「え、なんでわかったの!」
せいら「そりゃ何百回もAの理想を聞かされたことか。」
A「それもそーか。笑」
せいら「声かけてみればいいじゃん」
A「え!絶対無理だよ!笑」
せいら「へぇ〜、好きな人には声掛けられないタイプなんだ」
A「そんなことないもん!声かければいいんでしょ!」
もーせいらはいつもあたしの痛いところをつく
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作者名:paru | 作成日時:2022年2月1日 9時